カメラ内蔵の新型AirPodsに向けた「伏線」か

ごちゃついたAirPods設定、アップルが「整理」か

多根清史

Image:photoschmidt/Shutterstock.com

アップルは専用の「AirPods」アプリこそ計画していないものの、設定ユーザーインターフェース(UI)を大幅刷新する予定だとBloombergが報じている。

アップルの内情に詳しいMark Gurman記者によると、次期iOS 27では「設定」アプリ内にあるAirPodsメニューのレイアウトが変更される予定だという。新デザインは「より機能的で、整理され、さらに洗練されたものになる」とされている。

AirPodsをiPhoneに接続すると、AirPodsの設定画面は「設定」アプリの最上部に自動表示される仕組みだ。しかし、時間の経過とともに設定項目は雑然としたものになり、直感的な操作が難しくなっていた。これは、ヘッドジェスチャーや補聴器、睡眠検知といった新機能が追加されるたび、初代モデルから続く古いUIへ継ぎ足す形で実装されてきたためだ。

Apple Watchやヘッドセット「Vision Pro」には、iPhoneホーム画面向けの専用コンパニオンアプリが用意されている。一方、AirPodsの管理は引き続き「設定」内に留まるようだ。

Gurman氏によると、これら新たなAirPods設定UIの変更は、iOS 27、iPadOS 27、macOS 27の一部として提供される見込みだという。アップルはWWDC 2026基調講演を6月8日午前10時(太平洋時間)に開催予定であり、その場で詳細が明らかにされる可能性がある。

WWDCは基本的に次期ソフトウェアアップデートを予告するイベントであり、通常は新型アクセサリーが発表される場ではない。ただし、まもなくカメラ内蔵AirPodsが登場し、映像を解析してユーザーと対話する「ビジュアルインテリジェンス」機能も搭載されるとの噂もある。基調講演直後には、開発者向けに最初のiOS 27ベータ版が配信されるとみられており、その中から新型AirPodsに関する手がかりが見つかるかもしれない。

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