Proだけでなく標準モデルも4辺湾曲ディスプレイに?

iPhone 20の最新レンダリング画像公開。HBMやシリコン負極電池を搭載か

多根清史

Image:Front Page Tech

iPhone20周年記念モデル、通称「iPhone 20」は、4辺すべてが湾曲したガラスに覆われる「クァッドカーブディスプレイ」を採用すると噂されている。その予想レンダリング画像とともに、投入されるさまざまな新技術についての情報も伝えられている。

テック系YouTubeチャンネルFront Page Tech(FPT)が公開したリーク動画では、近年のインダストリアルで角張ったデザインから一転し、丸みを帯びた光沢あるエッジを備えたiPhone 20が確認できる。高級ジュエリーのような、持ちやすく洗練された未来的デザインになると語られている。

また、新ディスプレイについては、サムスン製の偏光フィルムを排除した新型有機ELパネル(COG技術)を採用し、より薄型かつ高輝度化を実現するとされている。これは、韓国サプライチェーン筋が以前から伝えてきた観測を再確認する内容でもある。

さらに、2027年までに「画面下埋め込み型Face ID」が実現すれば、完全ベゼルレスの全画面デザインへ到達する可能性もあるという。今年(2026年)秋のiPhone 18 Proシリーズでは、Face IDの一部パーツのみが画面下へ移動し、ダイナミックアイランド自体は消滅せず、小型化に留まるとみられている。

デザイン面で特に注目されるのは、iPhone 20の背面カメラがトリプル構成ではなく、デュアル構成とされている点だ。動画内では、それがベースモデルなのかProモデルなのかは明示されていない。しかし、このデザイン変更が上位モデル限定ではなく、全ラインアップへ広がる可能性を示唆しているのかもしれない。

Image:Front Page Tech

カメラ関連では、新型HDRセンサーの搭載により、スマートフォン写真撮影の限界を押し広げるとも主張されている。

さらに内部仕様についても、複数の新技術がテスト中とされている。プロセッサーには、より小型かつ高速な「A21」チップを採用。バッテリーには、サイズを変えずに駆動時間を延ばせる「シリコン負極バッテリー」を投入し、加えてApple Intelligenceをオンデバイスで快適に動作させるため、モバイル向けHBM(高帯域幅メモリ)の搭載も検討されているという。

このHBMについては、サムスンが独自の先進パッケージング技術を用い、サーバー向けHBMのようにLPDDR系DRAMダイを3次元積層し、それをモバイル端末へ収める方法を模索しているとの趣旨が説明されている。

今回のリークが事実であれば、iPhone20周年モデルは単なるデザイン刷新に留まらず、性能やバッテリー駆動時間まで含めた大幅な進化を遂げることになりそうだ。

もっとも、この情報を発信したFPT運営者のJon Prosser氏は、iOS 26に関する企業秘密の不正取得を理由にアップルから提訴されている。そのため、現在では信頼性の高い情報源との接触が制限されている可能性もあり、今回のリーク情報については慎重に受け止める必要があるだろう。

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