GTA6は2026年11月19日に発売
「GTA6」の情報が漏れない理由、開発者は“生涯秘密保持契約”で沈黙か

Rockstar Gamesが開発中の世界的超大作ゲーム『Grand Theft Auto VI』(GTA6)は、これまで数度のリークがあった以外、内部情報がほとんど表に出てきていない。その背景には、同社の元開発者たちが、生涯にわたって有効なNDA(秘密保持契約)に縛られている事情があると報じられている。
ゲーム開発者へのインタビューで知られるKiwi Talkz(本名Reece Reilly)氏は、ある取材内容を引用し、多くの開発者が曖昧な回答しかしないか、法的リスクを理由にコメント自体を避けると語った。そして、「彼らのキャリアにとってリスクが大きすぎるだけだ」というリプライに対し、今回の発言を行っている。
それによれば、Rockstarには生涯有効のNDAが存在しており、自分もそれを理解しているため、「何を聞いてはいけないか」が分かっているという。同社の開発者たちは、「たとえ10年経っても具体的な話はできない」とされる。そのため、発言もあくまで“推測”という形に留めるか、一般論を語る程度に限られるようだ。まして、自社ゲームエンジン「RAGE」(Rockstar Advanced Game Engine)の詳細を語るなど、「絶対にノー、ノー」(あり得ない)と述べている。
Rockstarは長年、攻撃的な法的対応と、ほとんど情報を外部に出さない企業文化で知られてきた。PCコミュニティでは、mod制作者への訴訟や人気modの削除を行ってきたほか、プロジェクト終了後もゲーム開発の経緯がほとんど表に出ない状況が続いている。
こうした姿勢には一定の合理性もある。Rockstarは世界でもっとも価値の高いゲームIPを複数抱えており、正式発売まで新作への期待感を維持できること自体が大きな武器だからだ。同社は『GTA6』のリーク対策として、自ら偽情報を流しているとの噂まで存在しており、以前にも増して情報統制を強めているように見える。
その一方で、『GTA5』や『Red Dead Redemption 2』が、なぜ技術面・クリエイティブ面の両方で大成功を収めたのかを分析しようとする業界アナリストやジャーナリストにとっては、大きな障壁となっている。ゲームの進化史を追ううえでRockstarは欠かせない存在である以上、このままでは後世に“歴史の空白”が残りかねないだろう。
そんななか、Rockstarの親会社であるTake-Two Interactiveは、第4四半期決算において『GTA6』の発売日を2026年11月19日と正式発表した。発売まではあと半年ほどあるが、その間にもリーカーとの熾烈な攻防が繰り広げられるのかもしれない。
- Source: Kiwi Talkz(X)
- via: TweakTown
