落としすぎて壊さないようご注意

Steam Controllerに「落とすと悲鳴をあげる」隠し機能が見つかる(Big Pictureモード中のみ)

Munenori Taniguchi

Image:Valve

Valveは、ゲームコントローラーのSteam Controllerをうっかり落としたときに、内蔵スピーカーから悲鳴をあげるというイースターエッグを仕込んでいたようだ。

RedditユーザーのRF3D19による報告では、同コントローラーをベッドに放り投げた際に、突然悲鳴がコントローラーに内蔵したスピーカーから発せられたとのこと。RF3D19はYouTubeにわずか2秒の動画を公開し、それが事実であることを証明している。

なお、このイースターエッグはSteamをBig Pictureモードで使用中でないと再現できない。もし手元にSteam Controllerがあるのにどうしても悲鳴をあげないという方は試してみると良いだろう。

ちなみに、この悲鳴の声に聞き覚えがあるという人もいるかもしれない。きっとその人は、耳と記憶力が非常に良いのだろう。

この悲鳴は、ハリウッド映画や米国のテレビドラマ、アニメなどでよく使用される「ウィルヘルムの叫び」と呼ばれるものだ。オリジナルは1951年に公開された『遠い太鼓』というタイトルの映画のために収録された効果音(SE)のひとつだった。

このSEが頻繁に使われるようになったのは、1977年に映画『スター・ウォーズ』で音響監督を務めたベン・バートが同作品内で使用したのがきっかけだったとされる。同氏はその後、携わった作品で頻繁にこのSEを使用するようになった。

『スター・ウォーズ』シリーズだけでも超メジャー作品だが、バートは『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『ウィロー』『グレムリン』『ダイ・ハード3』『リーサル・ウェポン4』『フィフス・エレメント』といった数々の超メジャータイトルでこのSEを使用していることから、ほかの音響担当者たちもこぞってこの音を取り入れ、映画音響界の伝統のように扱われるようになっていったという。

「ウィルヘルムの叫び」は、海外ゲーム作品でも多数使用されている(最近では『Baldur’s Gate 3』のオープニングムービーでも使われていた)。ハリウッド映画や海外ゲームを楽しむときには、SEにも少し注意していると、こうした発見があって楽しいかもしれない。

ちなみに、Steam Controllerの「ウィルヘルムの叫び」は、一度発するとしばらく(一説には1分以上)間隔を開けないと再び聞けないようになっている模様だ。再現させようとして何度も落としていると、予想外の故障につながる可能性もあるので、どうしても再現させたい場合はベッドやクッションなど、衝撃をある程度吸収する物の上で試すことをおすすめする。

Steam Controllerは日本国内ではSteam Deckと同じくKOMODOが代理店となって発売されている。税込価格は1万7800円とそこそこ高価。記事執筆時点ではKOMODOのウェブサイトでは売り切れとなっている。

関連キーワード: