Call of Dutyを外すかどうか

Xbox Game Passは「高すぎる」。新CEOが異例の認識、見直しか

多根清史

Image:Eric Broder Van Dyke/Shutterstock.com

Xboxの新CEOアーシャ・シャルマが社内向けメモで、「短期的には、Game Passはプレイヤーにとって高くなりすぎている」と認めたことが報じられている。

The Vergeが入手したXbox社内メモによると、「Game PassはXboxゲーム体験の中心だが、現在のモデルが最終形ではないことも明らかだ」とシャルマは述べたとされる。「短期的には、Game Passはプレイヤーにとって高くなりすぎており、より良いバリュー方程式が必要だ。長期的には、Game Passをより柔軟なシステムへと進化させる予定であり、そのためにはテストと学習に時間を要するだろう」としている。

マイクロソフトは昨年、Xbox Game Pass Ultimateの価格を月額29.99ドル(日本価格は2750円)へと引き上げた。実に50%近い大幅な値上げである。同社は、すべてのXbox Game Passティアにわたる各種アップグレードによって値上げを正当化しようとした。

たとえば、コンソール専用だったCore/StandardをPCゲームにも対応させ、最上位のUltimateでは400本以上のゲームをコンソール・PC・クラウドでプレイ可能とし、『Call of Duty: Black Ops 7』など年間75本以上のDay1タイトルにアクセス可能と明言している。それでも解約やダウングレードを検討する声は少なくなく、ユーザーの反応は芳しくない。

The Vergeの情報源によると、Call of Dutyシリーズを追加したことがGame Pass値上げの一因だった可能性があるという。最新作をサブスクリプションに含めることで、単品販売による収益を取りこぼす懸念があるためだ。

一方で、Jez Corden(Windows Central)も、マイクロソフトがCall of DutyをGame Passから外す可能性があると「聞いた」と述べている。もし外された場合、「戦略のいくつかの亀裂が明らかになる」との見通しも付け加えている

さらに社内メモでは、シャルマがGame Passの価格変更に関する「オンライン上の噂話」に言及し、来週にはXbox従業員に「より詳しく説明する」と述べている。今後の動向を注視する必要がある。

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