アンダーディスプレイカメラについては不明

折りたたみiPhoneは「Ultra」か。厚さ9mm、5800mAhの詳細とレンダリング流出

多根清史

Image:Front Page Tech

アップルが今年秋に投入すると見られる折りたたみiPhoneは、製品名が「iPhone Fold」ではなく「iPhone Ultra」になる可能性が高いとの噂が有力視されつつある。同社は一般に分かりやすい言葉を使う傾向があり、その意味では「Fold」より「Ultra」の方が妥当と言える。

その「iPhone Ultra」について、予想レンダリング画像やバッテリー容量、本体の厚みなどの詳細がリークされている。

テック系YouTuberのJon Prosser氏は、自身のチャンネル「Front Page Tech」(FPT)にてiPhone Foldに関する新たな動画を公開した。同氏は未公開のiOS 26(当時はiOS 19と呼ばれていた)の情報を不正に入手・公開したとしてアップルに提訴されており、現在も裁判は継続中である。

今回の主なリーク情報は、ざっと次の通りである。

  • 折りたたみ方式:ブックスタイル(横開き)
  • 最大の特徴:ディスプレイ中央の折り目が完全に見えない設計。曲げる際の圧力を分散させる金属プレートや、ヒンジ部分に液体金属を使用することで実現される見込み
  • 外側ディスプレイ:5.5インチの通常iPhone風カバー画面
  • 折りたたみ時の厚さ:閉じた状態でおよそ9mm
  • 展開時の厚さ:フラットに開いた状態で4.5mm
  • 内側ディスプレイ:7.8インチの「iPadライク」なメイン画面
  • カメラ数:外側(カバー画面)1、背面2、内側(折りたたみ画面)1の合計4カメラ構成
  • Face ID:「ない」と明言。代わりにTouch IDを電源ボタン(本体上部)に搭載予定
  • モデム:アップル製第2世代モデム「C2」を採用

これらは既報の噂やアナリスト予想とほぼ一致しているが、注目すべきは本体の厚みである。別の中国リーカーは、折りたたみ時に約9.5〜10mmと、競合他社製品(サムスンのGalaxy Z Fold 7は約8.9mm)より分厚いと予想していた。

今回の「折りたたみ時9mm/展開時4.5mm」という数値(iPhone Airの5.6mmさえ下回る)が事実であれば、2026年の基準でも十分に「薄い」と言える。

また、バッテリー容量は5800mAhという大容量になるとも伝えられている。これはGalaxy Z Fold 7の4400mAhや、次期モデルとされるGalaxy Z Fold 8の5000mAh、さらには3つ折りモデルのGalaxy Z TriFoldの5600mAhをも上回るスペックである。

そして、Prosser氏による予想レンダリング画像は、iPhone Ultraの外観をより明確に示すものとなっている。

Image:Front Page Tech

なお、これに先立ち著名リーカーのSonny Dickson氏は、iPhone 18 Pro/Pro Maxと並べたダミーモデル写真を公開していた。

さらにProsser氏は、メインの内側ディスプレイにパンチホールではなくアンダーディスプレイカメラ(UDC)を採用するバージョンが存在するとも述べている。

もっとも、UDCは画面のピクセルや配線を “すり抜けて” 光を取り込む構造のため、光量が不足しやすく画質の犠牲が大きい。実際、サムスンもGalaxy Z Fold 6まで採用していたUDC(4MP)を、Fold7ではパンチホール(10MP)へと変更している。アップルが「実用性より見た目を優先する」判断を下すとは考えにくく、この点については続報を待つ必要がある。

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