ただし発売直後は品薄の可能性大
折りたたみiPhoneは今年9月投入か。延期説をBloomberg否定

アップルの「iPhone Fold」(折りたたみiPhoneの仮称)の開発は順調に進んでおり、今年9月に他の新型iPhoneと同時に発表される予定だとBloombergのMark Gurman記者が報じている。iPhone Foldは、iPhone 18 ProおよびPro Maxと「ほぼ同時期」あるいは「その直後」に販売開始となる見通しである。
この前日、Nikkei AsiaはiPhone Foldがエンジニアリングテスト(試作段階で、設計通りに動くか、壊れないかを検証するフェーズ)の段階で問題に直面しており、発売が2027年までずれ込む可能性があると伝えていた。そうした日経報道を、Gurman氏は「的外れ」(off base)だと一蹴している。
わずか2週間前、Gurman氏もiPhone FoldはiPhone 18 Proモデルより「少し遅れて」出荷される可能性が高いと述べていた。が、その後に状況は改善した可能性がある。
iPhone Foldのディスプレイは非常に複雑な設計であるため、発売直後の数週間は出荷量が限られる可能性がある。この点は著名アナリストMing-Chi Kuo氏の見解とも一致する。Kuo氏は昨年12月、iPhone Foldは歩留まりや量産立ち上げの課題を抱えており、2026年内は品薄になる可能性があると指摘していたが、発売遅延については言及していなかった。
もっともGurman氏も、正式発表まであと6ヶ月あり、アップルの計画が変更される可能性もあるとして、「タイミングは確定していない」との但し書きを付けている。
iPhone Foldの量産はまだ開始されていないとみられ、直近ではトライアル生産が開始されたとの噂もあった。現段階では、アップルと生産パートナーが工場で初期の製造テストを進めているとみられる。工場側でデバイスへのアクセス権を持つ人物が増えたことでリークも増加し、発売時期に関する情報も錯綜している状況である。
今回のBloomberg報道と並行して、著名リーカーSonny Dickson氏がiPhone Foldのダミーモデルと称するものを公開した。正確なサイズは不明だが、これまでの噂にある「展開時には約7.8インチのディスプレイを備え、アスペクト比は4:3となり、デザイン的にはiPadに近い」との予想とも符合しているようである。
