サプライズとして取っておくつもり？
Xbox上でSteamが動くようになる？ マイクロソフトが一時的に画像公開
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マイクロソフトは今年初め、XboxとWindowsの「最良の機能」を組み合わせた携帯ゲーム機向けの計画を発表した。そこで関心が高まったのが、「Xbox上でSteamが動く」可能性だ。Xbox部門を率いるフィル・スペンサー氏も、いずれXboxでSteamなどのPCゲームストアを利用できるようにしたいと示唆していた。
そのユーザーインターフェース（UI）がどのようなものになるか、マイクロソフトがブログ記事で公開した新たなXboxアプリ画面から手がかりが得られた。
マイクロソフトは「10億の扉を開く」とのXbox公式ブログ記事にて、Xbox Series X|Sや携帯ゲーミングPC、タブレットなど複数のデバイスで動く新たなXbox UIを掲載した。そこには、Xboxゲームパスと並んで「Steam」ゲームライブラリのタブがはっきり表示されている。
The Vergeが問い合わせたところ、マイクロソフトはこの画像をすぐ削除したという。Steamタブのある同じUIが、携帯ゲーミングPCやタブレットの画面にも表示されていた。
画像には「Owned(所有している）」ラベルが2回リストアップされているほか、並列とするにはおかしい「アクションアドベンチャー」も含まれており、仮作りのモックアップのようだ。しかし、何かの間違いでSteamが紛れ込むとも考えにくい。
The Vergeの情報筋によると、マイクロソフトはユーザーのPCにインストールされている全てのゲームを表示するようXboxアプリのアップデートに取り組んでいるとのこと。これにはSteamやEpic Gamesストアのゲームも含まれ、これらのゲームにも適切なラベルを付ける予定だと聞いているという。
また、同社はXboxアプリをPCゲームのホーム画面にすべく開発中だという。GOGのゲームランチャーにも同様のシステムがあり、複数プラットフォームのゲームライブラリを1つにまとめることができる。
単に「PC上にインストールされたゲームを一箇所にまとめる」ことと、「これまで動かなかったSteamゲームがXbox上で動くこと」は重みが違う。Xbox Series X|Sの次世代機は現行のXboxよりPCに近いものになるとの報道と合わせて考えれば、非常に意味深である。
- Source: The Verge
