サムスンのGalaxy AIに対してEssential Space?
Nothing、「Phone (3a)」シリーズの背面デザインを公開。新ボタンとAI機能も搭載か

英Nothingは、3月4日に次期スマートフォン「Nothing Phone(3a)」シリーズの詳細を発表する予定だ。同社は製品名を明かしていないが、標準モデルPhone(3a)と、カメラを強化したPhone(3a)Proの2機種だと噂されている。
このうち標準のPhone(3a)モデルにつき、Nothingが背面のデザインとカメラを披露している。その一方で、新機能「Essential Space」に関する情報もリークされている。
Nothing公式の最新ティザーでは、現行の「Phone(2a)」に似た未発表製品の背面デザインとカメラモジュールが公開されている。
ここ数日、Nothingは従来のPhoneシリーズとは大きく異なる背面を持つ新モデルの写真を何回か掲載しており、大型のカメラモジュールを搭載していることから、Proモデルだと推測されていた。
すでに、Nothing Phone(3a)シリーズの詳細なスペックはリーク済みだ。両モデルともSnapdragon 7s Gen 3、ディスプレイは120Hz対応でピーク輝度は3000nit、サイズは6.77インチとのこと。
大きく異なるのはカメラの仕様だ。標準モデルは50MPのメインカメラ、50MPの2倍望遠カメラ、8MPの超広角カメラ、前面カメラは32MP。そしてProモデルは50MPの望遠カメラが50MPの3倍光学ズーム、前面カメラが50MPと伝えられている。
さて新たなリーク情報は、ソフトウェアの新機能「エッセンシャルスペース」に関するものだ。これは新たな物理ボタン「エッセンシャルキー」(公式にもアピールしている)と密接に関連しているようだ。
インドメディアSmartPrixは、ホーム画面でエッセンシャルキーを押した場合の挙動をスクリーンショットと共に紹介している。キーを1回押すと画面をキャプチャでき、長押しすると音声メモを録音、ダブルタップでエッセンシャルスペース内に保存されている全てのコンテンツにアクセスできるとのこと。
ほか、Nothingは次のような機能を強調しているという。
- カメラキャプチャ:カメラアプリ内でエッセンシャルキーを1回押すと、写真がエッセンシャルスペースに送信され、そこで分析され、後で検索できるように保存される
- スマートコレクション:AIがコンテンツ(画像、音声、テキスト)を自動的に認識してカテゴリー分けするため、手動での整理が不要になる
- フォーカス検索:探しているものを正確に見つけられる
- フリップして録音:音声メモ
これら新機能は現在も開発中だが、Phone (3a) シリーズとともにリリースされる予定だと伝えられている。Googleやサムスンのスマホのように、NothingもAI機能に重きを置くようだ。
- Source: Nothing(X) SmartPrix
- via: 9to5Google