やはり製品名は「iPhone 16E」?

「iPhone SE 4」のダミーモデル公開。高級感あるアルミフレームで白黒2つのカラバリ

Image:BalkansCat/Shutterstock.com

アップルは廉価スマートフォンの第4世代モデル「iPhone SE 4」を、今春に発売すると予想されている。その精密な「ダミーモデル」を、著名リーカーがネット上で公開している。

これらは未発表のアップル製品に関するリークで知られるSonny Dickson氏はXにて、「iPhone SE 4ダミーの初公開」と称して掲載したものだ。同氏は、最終的な製品とかなり一致するダミーモデルを何度も公開しており、iPhone 15シリーズの場合も本物のディティールまで再現していた

まず、本体カラーはブラックとホワイトの2色展開となるようだ。現行iPhone SE(第3世代)のミッドナイトとスターライトも似た色合いではあるが、3つ目のオプションである(PRODUCT)REDはなくなるようだ。

もう1つ得られる手がかりは、背面カメラが大きく盛り上がっていることだ。現行の第3世代SEと同じくシングルカメラだが、はるかに目立っている。これは、iPhone 15(ないしiPhone 16)と同じ48MPカメラを搭載し、第3世代の12MPよりもセンサー類が大きくなるためだろう。

最後に、背面カメラを除けば「iPhone 14そのまま」に見えることだ。特に側面には高級感のあるアルミニウムフレームが確認でき、第3世代までの「廉価モデル」の雰囲気を払しょくしている。

iPhone 16シリーズでは消滅したサイレントスイッチが残る一方で、アクション/カメラコントロールボタンは見当たらない。こうしたダミーモデルは「サードパーティのケースメーカーが機能を用意するためにコストを掛けて作成する」という事情からも、本物のiPhone SE 4もこの通りである可能性が高い。

デザイン面では従来のSEシリーズとの連続性は薄く、アルミフレームの高級感や、ニュートラルな黒と白の色合いからも、むしろ「iPhone 16シリーズの追加バリエーション」という印象を受ける。

今月初めに複数の情報源が、製品名は「iPhone SE 4」ではなく「iPhone 16E」だと主張していた。今回のダミーモデルは、その見方に説得力を持たせるものだろう。

このiPhone SE 4(ないしiPhone 16E)は6.1インチの有機ELディスプレイやFace ID、A18チップおよびRAM 8GBを搭載してApple Intelligence対応だと予想されている

第11世代iPadとともに1月発売の噂もあったが、著名ジャーナリストMark Gurman記者は「事実無根だ」とコメント。そうではなく「4月までに発売」だと予想している

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