不人気なPlusモデルをSEで出すのかとの疑問もあり

「iPhone SE 4」、実は大型モデルもあり?6.1/6.7インチの2種類になる可能性

Image:Framesira/Shutterstock.com

アップルの次期廉価スマートフォン「iPhone SE 4」は2025年初頭、つまり今後数カ月以内に発売が予想されている。これまでの噂話やリーク情報では、iPhone 14標準モデルをベースとした1種類だけとの説が有力だったが、少なくとも開発段階では画面サイズが2種類あり、それぞれ6.1インチと6.7インチになる可能性が新たに浮上している。

信頼性の高さで知られるブログMACお宝鑑定団は、iPhone SE 4とされる3DプリントモックをAlibaba Sources(中国ECサイトAlibaba.com関連筋)から入手したとして、6.1インチと6.7インチの両モデルを写真付きで紹介している。

Alibaba Sourcesによると、iPhone SE 4は当初はiPhone 14 Plusと同じ6.7インチから開発が始まり、後からiPhone 14と同じ6.1インチモデルの開発が追加されたという。本当だとすれば、比較的小型のサイズで親しまれていたSEモデルに、大型のオプションが検討されていることになる。

今回の記事では「iPhone SE 4はiPhone 14ベース」を検証するかのように、サードパーティ製のiPhone 14シリーズ用ケースやガラス保護フィルムを合わせている。全体的なサイズや形状は合っているが、数か所に食い違いがある。背面カメラの数が1つだけのためスキマが大きく空いてしまう、サイレントスイッチが僅かに小さく少しだけ上に移動している、といったところだ。

これらは先日、著名リーカーSonny Dickson氏が紹介したiPhone SE 4用のケース写真とも一致している。サイレントスイッチは物理式のままで、アクションボタンやカメラコントロールボタンを搭載しない可能性が高まった格好だ。

もっとも、MACお宝鑑定団は「現在のiPhone SE(第3世代)のように1サイズだけになる可能性もある」と付け加えている。iPhone 14以降のPlusモデルはあまり人気がなく、2025年の「iPhone 17」シリーズでは超薄型の「Air」に入れ替えられるとの予想もあり、SEの大型モデルも実現の見込みは未知数だろう。

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