画面サイズも大型化

シャープ、“コンクリに落としても割れにくい”ベーシックスマホ「AQUOS wish4」

編集部:平山洸太

「AQUOS wish4」

シャープは、スマートフォンのベーシックモデル「AQUOS wish4」を7月上旬以降に発売する。日本のほか、台湾、シンガポールで順次展開予定としている。

「幅広い年代のライフスタイルにフィットするモデル」として、ディスプレイを大型化しながらも割れにくくし、電池持ちもアップさせたというスマートフォン。ナチュラルな色合いとして、ブルー、ホワイト、ブラックの3色をラインナップする。

液晶ディスプレイのサイズは約6.6インチで、解像度はHD+(720×1,612ドット)。強化ガラスを採用することで、「不意にコンクリート上に落としても割れにくい」とアピールしており、実際にコンクリート路面上への落下想定試験もクリアしている。

本体のデザインは、デザイナーの三宅一成氏が設立したmiyake designが監修。カメラの周囲は円でも四角でもない “自由曲線” を採用し、シンプルさと存在感を併せもつデザインとした。本体筐体には再生プラスチック材を約60%使用しているほか、サイドキーには再生アルミ材を100%使用。本体塗装には、大気汚染の原因となる揮発性有機溶剤の含有量を抑えたものを採用している。

また、本体は米国国防総省の調達基準である「MiL-STD-810H」に準拠しており、高温・低温環境や衝撃にも配慮。さらに防水や防塵にも対応するほか、汚れてもハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの拭き取りが可能だと説明する。

背面カメラはシングル構成で、有効画素数は約5,010万画素、絞り値はF1.8、焦点距離は25mm相当。位相差AFにも対応する。AQUOS独自の画質エンジン「ProPix lite」を搭載することで、夜景やポートレートもくっきりと鮮明に撮影できるとのこと。被写体やシーンに合わせて自動で撮影モードを選択する「AIオート」も備える。また前面カメラについては、有効画素数は約800万画素、絞り値はF2.0、焦点距離は26mm相当となる。

プロセッサーには、MediaTek Dimensity 700を搭載。RAMは4GB、ストレージは64GB。ほか、おサイフケータイ、指紋認証および顔認証に対応する。OSはAndroid 14、バッテリー容量は5,000mAh。

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