Xbox Game Bar関連の機能向上も

Windows 11がLE Audio対応の補聴器をサポート、プレビュー版に追加

Image:Tada Images/Shutterstock.com

マイクロソフトは、Windows 11 Insider Preview版のBuild 25977で、Bluetooth LE Audioのサポートを追加、テストしている。この機能はBluetoothのオーディオ品質を向上するほかに、Bluetooth LE対応の補聴器のサポートを追加する。

Bluetooth LE Audioに対応するWindows 11デバイスと補聴器を使用している場合は、これらをペアリングすることで、通話やPCの音声を補聴器から聞けるようになる。現在はすべてのBluetooth補聴器が対応しているわけではないが、将来的にマイクロソフトは補聴器ごとのプリセット制御オプションなど、Windowsでの補聴器エクスペリエンスに追加機能を導入する予定だ。

マイクロソフトは、5月のBuildイベントでWindows 11にBluetooth LEのサポートを追加すると発表した。Bluetooth LEは音声コーデックにLC3を採用し、低消費電力かつ高品質な音声伝送を可能にしている。また、複数デバイスへの同時伝送も可能になる。

今回のBuild 25977では、Bluetooth LEサポート以外にも、プライバシーに関する機能の向上も含まれている。こちらは、使用するアプリが位置情報やWi-Fi情報にアクセスしようとした際に、ユーザーにその旨を知らせる通知が出るようになる。

ちなみにマイクロソフトは、Windows 11 InsiderのDevチャネルにも新しいビルドをリリースしている。こちらはXbox Game Bar関連の調整や、エクスプローラーと検索のバグ修正などが含まれている。

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