続編も見たいけど、スピンオフも楽しそう

Apple TV+、『テッドラッソ』シーズン4またはスピンオフ制作を匂わすツイート

Image:Apple TV+

Apple TV+の看板ドラマとなった『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』は、第3シーズンの最終回が配信され、シリーズそのものが完結した…はずだ。しかし、それから1週間あまりが過ぎた6月7日、Apple TV+は意味深な一文を添えた出演キャスト3名の写真をTwitterに投稿した。

これが『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』が継続し、新シーズンが制作されることを意味するのか、はたまたテッド・ラッソ本人は登場しないにしても、何らかのスピンオフ作品が作られる可能性を示しているのかは不明だ。

主演のジェイソン・サダイキスは3月、数々の賞を受賞したこの人気ドラマが完結する旨の発言をし、ロイ・ケント役を演じつつ脚本および制作総指揮もつとめたブレット・ゴールドスタインも、「このドラマを第3シーズンで完結するように書いている」と述べていた

一方、ビアード役および企画・制作のブレンダン・ハントは「われわれが自分たちの決断を貫いて第3シーズンで物語を完結させることはかなり素晴らしいことだと思う。だが、ジェイソンがどれほどそのアイデアにこだわったとしても、われわれの誰ひとりとして、この番組が人々にこれほど愛されるとまでは考えていなかった。通常、Fワードが連発されるような番組ではそのようなことにはならないものだ。われわれはいま、ある意味無風状態の場所にいて、視聴者らの反応にも困惑し続けているが、それが頑固なサダイキスたちの考えを変える可能性もあると考えている。私は彼がどう決断しようとも、喜んで従うよ」と述べ、もしもシリーズ継続に事態が転んだときにも対応する考えであることを示していた。

Apple TV+はこれまで、第3シーズンが最終だとは述べていない。したがってなんらかの関連作品が今後制作される可能性は高そうだ。ただ、完結するはずだったシリーズが好評を受けて急遽延長された場合、シリーズが持つ魅力や勢いが次第に失われていった例はよくある。そう考えると、シリーズ本編はこれで完結として、『テッドラッソ』の舞台設定を引き継ぐ、スピンオフ作品を展開する方が良さそうだ。

関連キーワード: