Pixel 7との差が少ないモデルに

カメラ強化&90Hz画面のGoogle純正スマートフォン「Pixel 7a」

編集部:平山洸太

Googleは、Androidスマートフォン「Google Pixel 7a」を発表。Googleストアでは5月11日から62,700円(税込)で販売する。また国内通信キャリアでは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが取り扱う。

上位モデルと同様の独自SoC「Google Tensor G2」チップを搭載した、普及価格帯のAシリーズ最新モデル。カラーはCharcoal、Sea、Snow、Coralの4色を展開する。128GBストレージ/8GBメモリのみのラインナップとなる。

ディスプレイは6.1インチの有機ELで、解像度はFHD+、画素密度は429ppi。新たに上位モデル「Pixel 7」と同様の90Hz駆動に対応し、よりなめらかなスクロールが行えるようになった。また、ディスプレイの常時表示にも対応。カバーガラスにはコーニング社のGorilla Glass 3を採用する。

背面カメラは広角と超広角のデュアル構成。メインとなる広角カメラには、64メガピクセルのQuad PD Quad Bayerを採用する。Pixel 6aと比較して72%大きい1/1.73インチを採用し、これによって44%多くの光を取り込めるとのことだ。ピクセル幅は0.8μm、絞り値はF1.89。

また超広角カメラの解像度は13メガピクセルで、ピクセル幅は1.12μm、絞り値はF2.2となる。ほか前面カメラは13メガピクセルで、ピクセル幅は1.12μm、絞り値はF2.2。なお背面カメラについて、Pixel 7などに搭載するLDAF(レーザー検出オートフォーカス)センサーは省かれている。

同社の他のPixelスマートフォンと同様に、本モデルもTensor G2の処理能力を生かした画像処理機能を搭載する。暗い場所での撮影に向けた夜景モードや、不鮮明な部分を補正できるボケ補正、映り込みを消去する消しゴムマジックなどが利用できる。また、Aシリーズ初となる長時間露光にも対応する。

バッテリー容量は4,385mAhとなり、自動調整バッテリー機能による24時間以上のバッテリー持続をアピール。さらにスーパーバッテリーセーバーを利用することで、最大72時間持続するという。またQi対応のワイヤレス充電にも対応するが、バッテリーシェアには対応しない。

側面部
下側の端子部

Titan M2 セキュリティチップによるセキュリティ機能を搭載。また、最低5年間のセキュリティーアップデートも案内されている。生体認証については、ディスプレイ内蔵センサーによる指紋認証と顔認証に対応する。

通信についてはWi-Fi 6EとBluetooth 5.3、FeliCaをサポート。5GSub-6の対応バンドはn1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/38/40/41/66/75/76/77/78/79となる。またnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応する。本体の外形寸法は72.9W×152H×9.0Dmmで、質量は193.5g。IP67に準拠した防水・防塵性能を備える。

なお、発売を記念したキャンペーンとして、数量限定で「Google Pixel 7a 赤のエンタメパック」を用意。Coralカラーを購入することで、YouTubeプレミアムが12ヶ月分無料で利用できるという。また全カラーを対象に、限定のオリジナルスマホケース、次回以降に使えるGoogleストアクレジット10,000円分、最大20,000円分の下取りを5月22日までの期間限定で提供する。

「赤のエンタメパック」を数量限定で発売

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