「FMV Accessory」始動
FMVがPC周辺機器を強化。キーボード、マウス、ディスプレイ発表

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、同社FMVブランドのPC向けアクセサリーを強化していくことを発表。キーボード「FMV Keyboard X」に加えて、マウス「FMV Mouse X」とディスプレイ「Display V」を新たに投入する。
PCメーカーとしてこれまで製品開発してきた同社がアクセサリーを強化する。ユーザーはPCだけを使うのでなく、キーボードで入力し、マウスで入力し、ディスプレイを見ながら作業することから、「PCを中心としたワークスペース体験」を快適にすることを目指すとしている。
開発にあたり、PCメーカーだからこその「PCから周辺機器まで一貫した思想」で設計を行う。さらに、広い作業スペースを確保できるとは限らないという、日本ならではの住環境に着目し、「日本の暮らしに寄り添いながら限られた空間を快適なワークスペースに変える」ことを追求していくそうだ。
そのベースとなるのが、クラウドファンディングで7000万円を超える支援を獲得したキーボード「FMV Keyboard X」となる。この製品の考えをさらに広げていくのが、今回発表したマウスとディスプレイだとしている。
FMV Keyboard X
FMV Keyboard Xは、日本の住環境の狭いデスクでも快適に使えることを重視して開発したキーボード。コンマ1mm単位まで見直し、出来る限りコンパクトに仕上げたミニマル設計を採用する。想定価格は税抜3万円弱。

磁石とセンサーでキーの押下を検出する磁気スイッチ方式を採用し、Nキーロールオーバーやラピッドトリガー機能も搭載。物理的な接点がないので摩耗に強いなど、長期間の耐久性にも配慮している。
キー配置とキー形状には、Note Uの考え方やノウハウを継承した日本語配列を採用。キー表面には程よいグリップのある良触感塗装(ネオラバサン)を施している。スイッチには、静音にカスタマイズしたものを採用。ガスケットマウント構造により、打鍵時の振動や音を抑えた。
キーの反応する深さは3つから選ぶことが可能。キーボードマイスター監修のチューニングによる、「深め」「おすすめ」「浅め」の設定が用意される。
FMV Mouse X

“手に収まる高性能” をキーワードに、コンパクトな本体に操作性と高い機能を凝縮させたマウス。エルゴノミックデザインを採用し、500人以上の手の寸法データをもとに、30回以上3Dプリンターで試作と検証を重ねたという。想定価格は税抜2万円弱。
約70gの軽量設計を採用。センサーは8000DPIの高感度センサーをマウス前方に配置することで、小さな動きでも快適にコントロールできるという。

サイドボタンを親指が届きやすい位置に配置することで、指を大きく動かす必要がなく、長時間の疲労低減に繋がるとのこと。サイドホイールとメインホイールには磁気センサーを採用する。
接続デバイスをまとめて管理できるWindows用ソフト「FMV Accessory App」を用意する。また、対応するキーボードの接続先を1つ切り替えると、他のデバイスもまとめて切り替わる「FMV Link」に対応する。

Display V
一般的な「スタンドスタイル」とアーム型の「フラッグスタイル」をラインナップする、23.8型のフルHDモニター。120Hzによる滑らかな表示に対応。スリムなベゼルによるシャープな外観と、背面のジョイスティックによる操作性もポイントとのこと。


特に注目したいのがフラッグスタイルで、独自設計のアームによって、壁際まで約99mmまで寄せて配置することができる。画面の下には最大16インチのFMVのノートPCを置くことも可能だ。なお、スタンドスタイルでは約157mmまで寄せることができる。
同梱のケーブルホルダーを使うことで、アームにケーブルをまとめることが可能。支柱はスチール製かつ角形のため、社外品のアクセサリーをマグネットで固定できる。

インターフェースはHDMI×2とVGA。2.0W×2のスピーカーを備える。ケーブル1本でノートPC接続と給電(最大65W)が行えるUSB-Cモデルも、それぞれのスタイルで用意する。想定価格(税抜)は、スタンドスタイルが2万円強(通常)/3万円弱(USB-C)、フラッグスタイルは3万円弱(通常)/3万円強(USB-C)。
