ロジクール、AI対応の次世代ビデオバー「Rally Bar 2」。最上位チップと1インチセンサー採用、音響面も強化

ロジクールは、法人向けビデオバー「Rally Bar 2」の受注を開始した。価格はオープンだが、現行の価格感を維持しているという。カラーはグラファイトとオフホワイトの2色。
AI時代に向けて6年ぶりに開発された会議システムで、これまでに展開してきた「Rally Bar」と「Rally Bar Mini」の後継に位置づけられる製品。なお後継としているが、両モデルは引き続き併売される。
大きな特徴が、処理性能、カメラ性能、オーディオ性能の強化。プロセッサーにはQualcommの最上位プロセッサーである「Snapdragon Dragonwing」を搭載し、将来のAI処理の強化に対する余裕も確保している。

カメラには1インチのイメージセンサーを採用し、対角115度の広角で会議室を広く捉える設計。カメラが強化されることで、フレーミング処理によってデジタルズームで切り抜いても、誰であるかを判別しやすくなった。また明るさの調整機能により、プロジェクターを使用するために電気を消した部屋でも参加者の姿を捉えられる。また、会議時のみ自動で開閉するレンズ用カバーも備える。


オーディオ面では、4スピーカーシステムを搭載し、前モデルから2倍のオーディオ出力を実現した。70mmのフルレンジ×2と31mmのトゥイーター×2を備え、 “会議室の前方でも後方でも同じように鮮明に聞き取れる” という音質を実現している。また、6基のDMICマイクアレイを搭載し、集音範囲は最長7mとなる。
さらに、AIを活用する「RightSound 3」を採用し、ノイズや定常雑音の除去、ビームフォーミング、音声検出、話者認識、アコースティックエコーキャンセレーションと残留エコー抑制を行う。手を叩いた音なども除去可能だ。

同社ではマイクロソフト、Zoom、Googleとパートナーシップを結んでおり、いずれの会議システムにもハードウェアレベルで対応する。Microsoft Copilotやファシリテーター、Zoom AIといったAI機能にも対応。Google Geminiのサポートも予定している。
搭載センサーは、温度、湿度、tVOC(揮発性有機化合物)、二酸化炭素、PM2.5、PM10、レーダー、周辺光。接続モードはPC、Android、BYODに対応する。また、外部マイク「Rally Mic Pod 2」を最大4台まで接続可能で、10m以上の会議室にも対応する。
外形寸法は860W×97H×93mm、ウォールマウント時の奥行きが99mmで、質量は4.8kg。付属のウォールマウントは90度回転させることで、ポートにすぐアクセスできる仕様となっている。

さらに大きい50人以上の大規模会議室に対応する「Rally System 2 Pro」も、本製品と同時発表されている。カメラを2台まで接続でき、プレゼンターを常に追うフレーミングに対応する。後述のスピーカーも含め、2027年夏の提供を予定する。

スピーカーは「Rally Speaker 2」(対応距離8m)、「Rally Speaker 2 Pro」(14m)、「Rally Speaker 2 Pro Max」(20m)の3種類を用意。20m離れていても前の人と奥の人で全く同じ音質と音量を保つという機能にも対応。音が聞こえる場所を限定する「Sound Shape」機能による空間設定も可能で、指定エリアのみの再生と、範囲内で拾った音声のみの集音も行える。
