一度は削除された旧作を再び販売
セガ『Total War: Shogun 2 Complete Edition』を48時間で一時販売停止。バグ、MOD互換性、4Kスケーリングなどで指摘相次ぐ

セガは、10月13日に発売したばかりの歴史ストラテジーゲーム『Total War: SHOGUN 2 – Complete Edition』の販売を一時停止した。
同作は発売直後から過度な画面効果、照明の問題、グラフィックの不具合、アートワークの歪みなどの報告プレイヤーから相次いでいた。Steamのレビュー投稿の中には、開発者がAIで生成したのではないか、あるいはAIでアップスケーリングしたアセットを使用しているのではないかと非難する声もあった。
深刻な不具合やAIによるアップスケーリング疑惑などをめぐって批判が相次ぎ、Steamでは「圧倒的に不評」の評価を受けていた。
すでに購入したユーザーは引き続き本作をプレイできる一方、一度は単体で購入できなくなっていた旧作『Total War: SHOGUN 2』は再び購入可能となっている。
本作は、2011年発売の『Total War: SHOGUN 2』とそのDLCを収録し、強化したものだ。旧作は16世紀の戦国時代の日本を舞台に、大名として領国を発展させ、武力・外交・謀略を駆使して天下統一と将軍就任を目指すという内容である。
『Complete Edition』は本編と全DLCを網羅し、グラフィックの刷新や1,440p・4K向けUIスケーリング、現代的な操作性の実現をアピールしていた。さらに日本語・中国語の音声およびテキストローカライズも新録され、国内ファンからも注目が集まっていた。
パブリッシャーのセガと開発元のCreative Assemblyは、「『Total War: SHOGUN 2 – Complete Edition』がプレイヤーの期待と我々の基準を大きく下回ったと認識している。寄せられたフィードバックやレビューは確認しており、現在の品質が本来あるべき水準に達していない点には同意する」と表明した。
さらに「開発パートナーと緊密に連携し、原因の特定と改善を進めている。『Total War』シリーズに求められる品質基準を満たせるよう取り組む」と続けた。
Redditでは、本作を「品質管理がまったくされていないAIの雑な作品」と批判し、旧作と本作のグラフィックを比較する画像が投稿されている。
ただし、実際にAIが使用されたかどうかは不明であり、あくまでユーザー側の主張に過ぎない。公式が認めたのは、ゲームの品質が期待された水準に達していないという点までである。
- Source: Steam(1) (2)
- via: AppleInsider Videocardz.com
