大変だ!へんた…カメラがない!

カメラなしのスマートグラス「Ray-Ban Meta Audio」発表。Meta AIと最大12時間の長時間バッテリー搭載

Munenori Taniguchi

Image:Meta

Metaは、9月23日に開幕した恒例のMeta Connectイベントで、カメラを搭載しないスマートグラス「Ray-Ban Meta Audio」を発表した。

これまでのMeta製スマートグラスでは、重さが最も軽いもので49gだったが、カメラが省略されたためか、Ray-Ban Meta Audioはわずか43gと、これまでで最も軽量になっている。手に取ったときよりも、実際に装着してみたときにその重さの違いを感じられそうだ。

また、「Burbank」と「Clubmaster」と呼ばれる新しいデザインは、これまでの分厚いフレームが目立たなくなっており、従来よりもさらに一般的なメガネに近いデザインになった。いずれも23種類のカラーとレンズの組み合わせが用意されている。また、Metaは度付きレンズにも対応するとしている。

カメラがない分テンプル部分がわずかに大きくなり、またスピーカー用のスリットが切られているが、逆に言えばそれに気づかなければ、普通にRay-Banのサングラスにしか見えない。おそらく、それがスマートグラスだと気づかない人は多くなるだろう。

機能的には、このスマートグラスはMeta AIを活用することにフォーカスしているようだ。ユーザーはAIアシスタントに話しかけることで、たとえば天気予報の確認、ウェブ検索、音楽再生操作といった一般的な音声アシスタントの機能が利用できる。リアルタイム翻訳機能を使うことも可能だ。

バッテリーの駆動時間が長いのも大きな特徴だ。Metaによれば、このスマートグラスは満充電状態で最大12時間の使用が可能であり、これは第3世代のRay-Ban Meta AIグラスより3時間も長い。

Image:Meta

もちろん、実際の駆動時間は使用状況によって差が出てくるだろうが、少なくとも既存モデルよりは遙かに長時間、AIアシスタント機能や音楽再生機能を使うことができそうだ。

Metaはカメラをこの製品にカメラを搭載しなかったことを、批判されている盗撮行為の防止策とは説明していない。また、Ray-Ban Meta Audioを発売しただけで、これまでの批判が収まるわけでもないだろうが、さらに洗練されたデザインにより、これまでスマートグラスに興味のなかった顧客に興味を持たせることはできるかもしれない。

Ray-Ban Meta Audioは10月13日に発売予定で、価格は349ドルからで、米国ではすでに予約受付を開始している。Metaは日本語のウェブサイトにもこの製品を掲載さいているが、記事執筆時点ではまだ日本での発売時期や価格については案内していない。

関連キーワード: