Androidとのシェア争いにも影響しそう
iPhone、また値上げの可能性。アップルがサムスンのメモリ値上げを受け入れか

アップルがiPhone 18 Proモデルの価格を前世代のiPhone 17 Proモデルから引き上げた背景には、メモリやストレージなど部品価格の上昇があるとみられている。そして同社が、それらの主要な供給元であるサムスンからの値上げを受け入れたことで、今後再びiPhoneが値上げされる可能性が高いと報じられている。
台湾の電子業界誌DigiTimesによると、サムスンは複数のスマートフォンメーカーとDRAM(メモリ)およびNAND(ストレージ)の価格を再交渉しているという。そして新たに、アップルとの間でも価格改定について合意に達したとのことだ。
アップルは2027年第1四半期から、LPDDR5X RAMについて1GBあたり約2.00ドル、NANDストレージについて1GBあたり0.33ドルを支払うことになるという。2026年第3四半期には、それぞれ1.56ドルと0.26ドルだったため、LPDDR5Xは約28.2%、NANDは約26.9%の値上げとなる。
単純計算すると、iPhone 18 Pro/Pro Maxの256GBモデルでは、RAM(12GB、開発環境Xcodeから判明)のコストが約5ドル、ストレージが約18ドル増える。RAMとストレージだけで約23ドルの調達コスト増になる計算だ。
iPhone 18 Pro/Pro Maxは、米国ではいずれも前世代から100ドル値上げされた。日本では、9月の価格改定前のiPhone 17 Pro/Pro Maxと比較すると、いずれも2万5000円の値上げとなっている。
さらに、例年であれば新モデルの登場に伴って値下げされることが多かった旧モデルについても、今回はiPhone 17やiPhone Airなどが値上げされており、背景にはメモリなど部品コストの上昇があるとの見方が出ている。なお、2025年の発売時価格と比較すると、日本での値上げ幅はiPhone 18 Proが4万円、iPhone 18 Pro Maxが4万5000円に達する。
今回の報道が事実であれば、iPhoneが再び値上げされる展開は十分にあり得るだろう。問題は、このコスト上昇が2027年春に登場する見通しの「iPhone 18」や「iPhone Air 2」の価格に反映されるのか、それとも秋の次期iPhone Proモデルまで持ち越されるのかということだ。
また、日本では米国とは異なる価格改定が行われている。今回の価格改定についても、為替や部品コストなど複数の要因が影響している可能性があるが、Appleは具体的な理由を明らかにしていない。同社が普及モデルと位置づけているとみられるiPhone 18を、どのような価格に設定するのか注目が集まりそうだ。
- Source: DigiTimes
- via: Android Headlines
