ソニックもアニメ新作あり

Netflixとセガ『クレイジータクシー』『Stranger than Heaven』映画化へ。『ソニック』も新シリーズ

Munenori Taniguchi

Image:SEGA

Netflixとセガは、セガのゲームを原作とする複数の映画や映像作品を制作することを発表した。発表で名前が挙がったのは、復活の新作が発売間近な『クレイジータクシー』、すでにNetflixでもCGアニメとして製作実績がある『ソニック』、そしてアクションゲーム『龍が如く』シリーズの前日譚となる新規作品『Stranger Than Heaven』の3作となっている。

これらの中で先陣を切るのが『クレイジータクシー』だ。1999年に第1作目が発売されたこのゲームはプレイヤーがオープンカーのイエローキャブドライバーとなり、急加速やドリフト、ジャンプなど破天荒にもほどがあるドラテクを駆使して時間内に乗客を目的地まで送り届けるのが主なゲーム内容となっている。

原作が原作だけに、映画版も実写コメディになるのが自然な流れだろう。プレスリリースによると、脚本家には『裸の銃を持つ男(2025)』の脚本家ダン・グレゴールとダグ・マンドのコンビが執筆するとのことだ。さらに映画『ソニック』シリーズのプロデューサー陣が本作にも携わるとのこと。

セガは『クレイジータクシー』の25年ぶりのシリーズ新作となる『クレイジータクシー:ワールドツアー』を2027年発売予定としており、おそらくはその発売後の公開になると考えられる。

一方、『ソニック』の新作は、未就学児向けのハイテンションなアニメシリーズとして制作される予定で、「コメディタッチでありながら感情に訴えかける」内容の作品になるという。

Image:Netflix/SEGA

『Stranger than Heaven』はセガが2027年1月に発売予定の新作ゲームで、日本の裏社会を描く人気アクションゲーム『龍が如く』シリーズの前日譚的作品になることが明らかになっている。

また、ゲームの1stトレイラーで効果的に使用された、トリー・ケリー、藤原聡、スヌープ・ドッグ、Adoによる楽曲が大きな反響を呼んだ。さらに、すでに故人となっている菅原文太やTupacを、遺族の了承を得てゲームに登場させていることも国内外で話題となっている。セガのRGGスタジオは、キャラクターをAI生成ではなく、モデラーの手作業で再現したと述べている。

『龍が如く』シリーズは映画のような重厚なメインストーリーにセガらしいナンセンスさで笑いを誘うサブストーリーをちりばめた独特のスタイルで人気だが、『Stranger than Heaven』では戦闘システムの変更も含め、かなりシリアス路線になっていると言われている。

Netflixでは、これを実写映画化することで、壮大な世界観とフランチャイズに新たな視点をもたらすとしている。

ちなみに、今回発表された3作品はいずれもセガの執行役員である中原徹氏がプロデューサーとして名前を連ねている。同氏はパラマウント製作で大ヒットした『ソニック』映画3作にも参加しており、今回も作品そのもののイメージを大きく損ねることなく映像化されることが期待される(ソニックの映画第1作目では当初一悶着あったが、その後しっかりリカバリーした)。

中原氏はリリースにおいて「ソニックではキュートでクールな作品、クレイジータクシーでは爆笑必至のクレイジー作品、そしてStranger Than Heavenでは迫力満点のアクションドラマをお届けします。素晴らしいクリエイティブなアイデアが盛りだくさんで、これはまだ始まりに過ぎません。チーム一同、大変ワクワクしています!」とコメントしている。

関連キーワード: