クウェートの蚤の市には夢がある
フリマで約4700円だったPCIe拡張カードから、6TB分のM.2 SSDを発掘。新品価格なら約23万円の掘り出し物に

AI企業による旺盛な需要のため、世界中でメモリーやSSDの高騰が続く現在、合計6TB分ものSSDをたったの30ドルで購入できるなどとは、普通なら考えられない。
しかし、意図せずしてそのチャンスを掴んだ人物が現れた。クウェートのInstagramユーザー @whateversunnyfinds(Sunny) は、地元で開催されたこの地域最大のフリーマーケット「スーク・アル・ジュマ(金曜市)」で、ASUS製のPCIe拡張カードを購入した。中古ということもあり、買値はたったの30ドル(約4700円)だったという。
このカードはASUSの「Hyper M.2 x16 Gen 4」と呼ばれる商品で、未使用のCPU PCleレーンに最大4つのM.2 SSDを増設し、RAIDアレイを構築できるとうたう製品だ。
そして、購入したこの中古の拡張カードを手に取ったSunny氏は、おもむろにカバーを外してみた。すると、そこには容量2TBのサムスン製M.2 SSDが3枚も鎮座していた。
このSSDは現在、Amazonで最低444ドル、Neweggで499ドルで販売されている。つまり、もし新品で購入したならば、3つのSSDの合計価格は約1300ドルから約1500ドル前後の価格になる可能性があるということだ。なお、拡張カードに搭載されていたSSDの状態は新品同様だったという。
新品なら79ドルほどで販売されているというAsus Hyper M.2 x16 Gen 4拡張カードも、若干古びてはいるものの動作には問題なかったとのことだ。
なお、この拡張ボードには4つのスロットがあるが、SSDが刺さっていたのは3つだけだった。もしかすると、元の所有者は3つのSSDだけをインストールして使った後、取り外すときにはヒートシンクの下に隠れたSSDを確認せずに売りに出してしまったのかもしれない。
これらのSSDの実際の動作状況は報告されていない。ただ、合計容量6TBのSSDを30ドルで購入できたのなら、仮に正常動作するのが1枚だけでも、大もうけであることに変わりはない。
ちなみに、Sunny氏は「スーク・アル・ジュマ」によく足を運び、掘り出し物を発見しては動画で紹介している人物だ。
ただ、このようなフリーマーケットは常に同じような品が売られているわけではない。そのため、いつも決まった日に、その日最大大規模の会場を訪れることが、お得な掘り出し物を発見する可能性を高めるコツであるようだ。
- Source: @whateversunnyfinds (Instagram)
- via: Tom's Hardware
