セラミックケースはSeries 12で復活する可能性
Apple Watchに「画面なし」や「丸型」登場か、アップルが検討中の情報

アップルが今後のApple Watchを大幅刷新する可能性を検討しているとして、その方向性をBloombergが詳しく報じている。
同社の内情に詳しいMark Gurman記者によれば、Apple WatchがOura Ringなど画面を持たないフィットネスデバイスとの競争激化に直面していることを受け、アップルは原点に立ち返って再検討を進めているという。
これまでApple Watchは進化を続けてきたものの、ここ数年のラインナップは段階的な更新にとどまっている。最上位のUltraモデルは2022年発売の初代から同じ外観を維持しており、最新の標準モデルSeries 11も、2018年にSeries 4で導入された「ジェリービーンズ」(角丸の長方形ディスプレイを、さらに柔らかく丸みのある立体ケースで包んだ形)というデザイン言語を踏襲している。
計画はまだ固まっていないようだが、アップルはさまざまな形状やサイズを検討しているという。具体的な候補は以下の通りだ。
• 円形ディスプレイを搭載したApple Watch
• ディスプレイを持たないフィットネストラッカー
• UltraやHermèsを上回る高級モデル
• Apple Watch SEより低価格なエントリーモデル
こうした新たなハードウェア設計に合わせ、標準の「ヘルスケア」アプリをよりAI中心の方向へ進化させるソフトウェア刷新も並行して進められているという。ただし、現時点で製品化が間近というわけではなく、根本的に刷新された製品が市場へ投入されるまでには、なお数年を要する見通しである。
一方、次期Apple Watch Series 12とUltra 4は、この抜本改革の対象ではなく、外観が大きく変わることはないようだ。それでも「数年ぶりの本格的な性能向上を含む、エンジンルーム内の改良」が見込まれており、新型チップや健康・フィットネス機能の強化が示唆されている。
ちなみにSeries 9〜Series 11、Ultra 3、SE 3に搭載されるSiPは、いずれも「T8310」マイクロアーキテクチャを採用し、iPhone向けA16チップから派生した「Sawtooth」2コアを採用している。
また、アップルは今年か来年にもセラミックケースを復活させる計画だという。本当であれば、2019年のSeries 5以来の復活となる。
次期Apple Watchは、おそらくアップルが毎年9月に開催するイベントで発表されるだろう。このイベントでは、新型のiPhone 18 Proや折りたたみiPhone(通称、iPhone Ultra)も披露される見込みである。
