発売日や価格は不明
サムスン、Gemini搭載スマートグラスを海外発表。Gentle Monster、Warby Parkerと共同開発

サムスンは、スマートグラス「インテリジェントアイウェア」を発表した。アイウェアブランドのGentle Monster、Warby Parkerとの共同開発により、デザインはMetaのスマートグラスに比べてもより「普通の」メガネに近い、より洗練された印象を抱かせるものとなっている。

Android XRで動作し、AIアシスタントとしてGoogle Geminiを搭載することで「ユーザーが、見ているものに自然に反応するハンズフリー体験を一日中提供」することが可能だという。
Geminiを活用した機能としては、何かの作業の手を止めることなく長文メッセージの要約や重要部分を読み上げさせたり、リアルタイムでの通訳機能を提供したりといったことが可能。音声操作、ジェスチャー操作(Galaxy Watch9と連携時のみ)により、ハンズフリーでAI機能を利用できるのも便利な点だ。
もちろんカメラ機能も搭載しており、会議終了時に目の前のホワイトボードを画像として残し、あとからその内容を確認・整理・共有するといった使い方もできる。
外出時は目的地への道案内をするだけでなく、周辺スポット情報も提供。ユーザーの現在の状況を理解し、過去の利用履歴や関連情報も活用して、同じ説明を繰り返すことなく、目的をこなせるようにサポートできる。
そのほか、現在ユーザーに見えている目の前の状況をリアルタイムで共有可能であるため、通話で別の相手にどこにいるかを見たまま伝えたり、POV(一人称視点)で映像を残すことも可能だ。

ハードウェア情報としては、プロセッサー(SoC)にAI処理性能の高いクアルコムのSnapdragon AR1 Gen1を搭載、バッテリー駆動時間は使用する周囲環境によって変動するものの、満充電状態から最大9時間駆動でき、充電ケースで最大7回の充電が可能だ。ワイヤレス通信はWi-Fi 7とBluetooth 5.3をサポートする。
カメラ機能は、作動中にLEDライトを点灯して目前の相手に知らせるようになっている。また、そのLEDライトが何らかの形で覆われたり遮られたりした場合にカメラシステムを無効にするソフトウェアも搭載されている。
ただ、Metaのスマートグラスの例を見ればわかるように、外国ではスマートグラスの撮影時のLED表示を無効化する改造を施す業者なども現れており、誰かを盗撮しては動画サイトに共有する自称「コンテンツクリエイター」らをどこまで抑止できるのかは未知数だ。
今回の発表では、サムスンはこのインテリジェントアイウェアの発売日や価格などについて明らかにしなかった。ただ、5月のGoogle I/Oでは今秋後半に登場予定とアナウンスされていた。おそらく発売日前にもう一度詳細を発表する機会が用意されると思われる。
