閉じて10:16、開いて4:3

サムスン、横長になった折りたたみスマホ「Z Fold8」発表。最上位「Z Fold8 Ultra」も登場

編集部:平山洸太

「Galaxy Z Fold8」

サムスン電子ジャパンは、横折りタイプの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold8 Ultra」および「Galaxy Z Fold8」を発表。8月7日に発売する。ラインナップおよびSamsungオンラインショップにおける販売価格(税込)は以下の通り。

【Galaxy Z Fold8 Ultra】

  • 1TBモデル:386,780円
  • 512GBモデル:326,780円
  • 256GBモデル:296,780円

【Galaxy Z Fold8】

  • 1TBモデル:359,880円
  • 512GBモデル:299,880円
  • 256GBモデル:269,880円

2019年から折りたたみスマートフォンを手掛けてきたサムスンから、第8世代となる新モデルが登場。これまで横折りタイプのモデルは1機種のみだったが、今回からUltraが追加された。また、通常モデルのGalaxy Z Fold8は従来から画面比率が変更となり、よりコンテンツを楽しめることを目指した。なお、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip8」も同時発表しており、そちらは別の記事で紹介している。

Galaxy Z Fold8 Ultra

Galaxy Z Fold8 Ultraは、「究極の折りたたみスマートフォン」として、圧倒的な薄さと軽さにUltraレベルのパフォーマンスを搭載したというモデル。カラーは、バイオレットシャドウ、グラファイト、クリーム(256GBのみ)、グリーンシャドウ。

Galaxy Z Fold8 Ultra(閉じた状態)
4色を用意する

開いたときの厚みは4.1mmとなり、史上最薄を実現した。質量は約215gで、一般的なバータイプのスマートフォンよりも軽量に仕上げたという。

側面の様子

外側のサブディスプレイは6.5インチで、展開することで8インチのメインディスプレイを利用できる。輝度は3,000nit、リフレッシュレートは1〜120Hz。反射防止加工も施している。ヒンジとマグネットの最適化により、開きやすさにも配慮した。

ディスプレイはより折り目を目立たなくさせつつ、耐久性も高めている。これを実現するのがチタン素材を用いたFlex Titanium技術で、OLEDパネルを支えつつ繰り返しの開閉にも耐える極薄のチタン合金フィルム、フラットで安定したディスプレイを実現するチタンプレートの2層構造を採用。このフィルムは髪の毛の30%くらいの薄さでありながらも、従来の20倍の耐久性を持つそうだ。

Galaxy Z Fold8 Ultra(開いた状態)

チップセットには過去最速のSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyを搭載する。メモリは1TBモデルのみ16GB、512GBモデルと256GBモデルは12GBとなっている。バッテリー容量は5,000mAhで、容量をGalaxy Z Fold7から600mAh増加させつつも、質量を維持しつつ本体を薄型化(-0.1mm)させたとのこと。30分で67%まで充電できる45Wの有線急速充電、20Wのワイヤレス充電をサポートする。

カメラは3眼構成で、2億画素の広角カメラ、5,000万画素の超広角カメラ、1,000万画素の望遠カメラを搭載。超広角カメラについては、絞り値がF2.2→F1.9となり、Galaxy Z Fold7よりも明るさが34%アップしている。インカメラは内側、外側ともに1000万画素。動画ではS26 Ultraが対応していたAPVコーデックをサポートし、4つのシネマスタイルを楽しめるCine LUTにも対応する。

カメラは3眼構成

そのほかAI機能では、アクションを提案してくれる「Now Nudge」が大画面に最適化され、キーボードを立ち上げなくてもポップアップで表示できるように。AIエージェントに音声で指示すると、予約などの操作を自動で行ってくれる「Automation」にも9月末に対応予定だ。

Galaxy Z Fold8

Galaxy Z Fold8は、開いたとき4:3、閉じたとき10:16という、新たな画面比率を採用する。これにより、画面を開くと漫画も全画面で堪能でき、動画も快適に楽しめるとアピールしている。カラーは、ラベンダー、グラファイト、クリーム(256GBのみ)、ピスタチオ。

Galaxy Z Fold8(閉じた状態)
4色を用意する
漫画を見開きで大きく表示できる

外側のサブディスプレイは5.5インチで、展開することで7.6インチのメインディスプレイを利用できる。輝度は3,000nit、リフレッシュレートは1〜120Hz。反射防止加工も施している。Galaxy Z Fold8 Ultraと同様、Flex Titanium技術によって折り目の目立たなさに配慮した。

世界最軽量の横折りタイプのスマートフォンだとしており、質量は201gを実現している。展開時の厚みは4.5mm。バッテリー容量は4,800mAhとなっている。こちらも20Wのワイヤレス充電に対応する。チップセットにはSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyを搭載。メモリは1TBモデルが16GB、512GBモデルと256GBモデルは12GBとなっている。

側面の様子

カメラは2眼構成で、5,000万画素の広角と超広角を搭載する。インカメラは内側、外側ともに1,000万画素。景色と自分を同時に撮影できるデュアル録画に対応する。デュアル録画では、ピクチャインピクチャ、上下分割、左右分割に対応。カバー画面側にもプレビューを表示できるため、2人での撮影にも役立つという。

背面の様子

AI機能はGalaxy Z Fold8 Ultraと同様に搭載。Galaxy AIがトラッキングして編集することで、推しカメラのような動画を作れる「マイファンカム」といった機能も新たに搭載する。AIで画像編集できるフォトアシストはプロンプトベースの編集にも対応。ドキュメントスキャンでは、書類に指やシワが入ってもきれいに撮影できるとのこと。

新機能「マイファンカム」によって、動画で特定の人物を切り出せる

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