GensparkからAIボイスレコーダー登場。メモリ機能搭載の「ワークスペース 6.0」も発表

編集部:平山洸太

「SecondBrain Note」

Gensparkは、AIボイスレコーダー「SecondBrain Note(セカンドブレイン ノート)」を発表。あわせて、オールインワンAIワークスペースの最新バージョン「AI ワークスペース 6.0」をローンチした。

文字起こしや要約が行える、薄さ2.95mm/質量26gのAIボイスレコーダー。4つのマイク、1つのVPUマイクを搭載し、1〜5mの集音が行える。公式サイトから購入でき、価格は199ドル(期間限定で10%オフの179ドルで販売)となる。

無料プランユーザーは月300分の文字起こしが行える。また、Gensparkの有料プランのユーザー(Plus/Pro)であれば、無制限(1日24時間の制限あり)の利用が可能だ。内蔵のストレージ容量は64GB、通信機能はBluetoothとWi-Fiをサポートする。

1度の充電で最大35時間の録音が可能で、1日6時間の会議であれば1週間使えるとする。充電時間は2時間。スマートフォンの背面に磁石で本機を取り付けられるマグネット式カードホルダーが付属する。このホルダーにはクレジットカードなども収納でき、スタンド機能も備えている。

マグネット式カードホルダーが付属

上述の通り、Gensparkのバージョンも最新の6.0にアップデート。「AIワークスペースを次のステージへ」としており、多くの機能が追加されている。特に注目したいのが、クラウドメモリー機能の「SecondBrain(セカンドブレイン)」の登場で、これによって知識を集約することで、毎回同じ指示をする必要がなくなるとする。

新たなGensparkの構造。発表会ではCEOのエリック・ジン氏が説明を行った

SecondBrainでは、Gensparkや連携したSlackやNotionなどのツールで業務を行うたび、自動で仕事に関する様々な情報を自動で集約、体系化できる。全てのコンテキストを蓄積することで、Gensparkにおける作業時に ”自分のことを理解したアウトプット” を得られるという。

SecondBrainに情報を集約する

また、GensparkのチャットルームにAIエージェントを加えられる「GenTeam(ジェンチーム)」という新機能も追加。CodexやClaudeレベルのAIエージェントをチャットグループに招待できるとしており、これによってAIエージェントと共に仕事が行えるとのこと。新規事業開発や複雑なプロダクトの設計・構築・レビューをAIと会話するだけで進むそうだ。

Gensparkのツールには、ビルド・スイート(Code)、オフィス・スイート(スライド、シート、ドキュメント)、コンテント・スイート(チャット、画像、動画、音楽)といったものを搭載している。今回の6.0では、これらに新たな機能が加わった。

まずビルド・スイートには、サイトやアプリなどのデザイン制作をサポートする「Design」、様々なデータをまとめてダッシュボードとして可視化する「AgentBase」を新たに搭載。データはメールやローカルのフォルダ、Googleスプレッドシートといったツールと連携できる。

「AgentBase」による熱中症リスクのマップ

オフィス・スイートには、次世代のメールアプリだという「GenMail」が追加。書き方や過去のプロジェクト、人間関係を学習できる “メールブレイン” を搭載。メールの定型業務を自動で実行するワークフローを設定できるスキル機能により、情報の検索から下書きの作成、返信漏れの確認、優先順位付けをスムーズに実行できるとする。

メールの定型業務を自動化できる

そのほかエンタープライズのプランにおいて、日本データレジデンシーを提供開始したことも明かされた。

発表会では、元プロレスラーの長州力さん、お笑いトリオのぱーてぃーちゃんさんが登場した。長州力さんが熱海にオープンしたいというカフェを題材に話し合い、新製品の「SecondBrain Note」で議事録を作成。この内容をもとにGensparkの新機能の「Design」を使ってウェブサイトを作成したり、「GenTeam」を使いながらAIエージェントと計画を話し合うことでスライドを作成したりする様子が実演された。

元プロレスラーの長州力さん、お笑いトリオのぱーてぃーちゃんさんが登場。カフェの計画を資料にまとめた
Gensparkで作成したウェブサイト

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