Switch 2本体の冷却性能も上がる可能性

任天堂、SwitchとSwitch 2両対応ドックの特許判明

多根清史

Image:rvlsoft/Shutterstock.com

任天堂が出願した特許文書から、「初代Switchにも対応し、接続する本体に応じて映像出力やUSB帯域、冷却ファンの回転速度を切り替える」新型ドックが開発されている可能性が浮上している。

任天堂の特許情報を追跡するNintendo Patents Watchは、中国で7月10日付で公開された特許をBluesky上で紹介した。この資料によると、ドックの機能は接続される携帯ゲーム機によって変化する。Switch 2を接続した場合は、より高解像度の映像信号をディスプレイへ出力し、USB 3.0データ通信モードも有効になる。

一方、初代Switchは4K出力に対応していないため、このドックはより低い解像度で映像を出力する。また、データ通信もUSB 2.0規格に合わせて切り替わる。

さらに、新型ドックには両世代の本体向けに最適化された冷却機能も備わる。特許では、接続する本体に応じてファンが高速または低速で回転する仕組みが示されている。現行の純正ドックとは異なり、このファンはドック内部の空気を循環させるだけではなく、本体そのものへ冷風を送り込む構造となっている。現行モデルについては、「ドック内部の温度に応じて動作し、一定の温度に達するとファンの回転速度を自動調整する」とNintendo Todayアプリで説明されている

任天堂はEUの電池規則に対応するため、2027年2月中旬にEU域内で初代Switchファミリーの販売を終了すると発表済みである。一方で、EU以外では初代Switchのサポートを当面継続し、一部の新作ゲームも引き続き発売する見通しだ。もし初代SwitchとSwitch 2の両方に対応するドックが実際に製品化されれば、複数世代のSwitchを所有する家庭には歓迎されるだろう。

ただし、このアクセサリーが現行ドックの弱点とされるVRR(可変リフレッシュレート)に対応するかどうかは不明である。最近の求人情報からは、任天堂が引き続きこの問題の改善策を研究している可能性もうかがえる。

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