iPhone X再来に?

折りたたみiPhone、転売で最大80万円まで釣り上がる可能性。品薄で入手困難に?

多根清史

Image:Neirfy/Shutterstock.com

アップルは初の折りたたみiPhoneを「iPhone 18 Pro」および「iPhone 18 Pro Max」と同時に発表する一方、予約受付は後日に開始されるうえ、初期出荷台数も限られることで、「iPhone Xのときと同じ流れを繰り返す」可能性が高いと著名アナリストが予測している。

同社のサプライチェーン情報に詳しいMing-Chi Kuo氏はX(旧Twitter)にて、折りたたみiPhoneは製造上の課題により初期生産台数が限られていると述べた。そのため、本製品の発売はiPhone 18 Proシリーズより後になる可能性があるとみている。

この状況は、かつてのiPhone Xに非常によく似ているという。当時のiPhone Xも、有機ELディスプレイを採用した全画面デザインやFace IDなど数々の新技術を盛り込んだことで製造が難航し、2017年第3四半期の組立出荷台数は1000万台未満だったと推定されている。

iPhone Xと折りたたみiPhoneは、ともに革新的なユーザー体験を最大の売りとする一方、発売当初は品薄になる見通しも共通しているというわけだ。

2017年、アップルは9月12日にiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xを発表した。iPhone 8とiPhone 8 Plusは、その3日後に予約受付が始まった一方、iPhone Xは6週間後の10月27日に開始された。同様にKuo氏は、折りたたみiPhoneの予約受付は2026年第4四半期まで始まらない可能性があるとみている。

さらにKuo氏は、折りたたみiPhoneの米国での開始価格は2300~2500ドル(約37万~40万円)になると予想している。また、本製品は「予約受付開始直後に完売し、配送までの待ち時間はすぐに4~6週間、あるいはそれ以上に延びる可能性がある」としている。

それほど高価な製品でも品薄が続く理由の一つは、転売業者の存在にあるようだ。転売価格は「初期在庫の少なさ」「非常に認知度の高いデザイン」「革新的なユーザー体験」に支えられ、公式価格より50~100%高くなる可能性があるという。つまり、最大で80万円近くに達する可能性もある。

Kuo氏によると、アップルのサプライヤーによる2026年の折りたたみiPhoneの出荷台数は約700万~800万台となる見込みで、iPhone 18 Pro/Pro Maxを合わせた2000万~2200万台と比べて大幅に少ないという。

この情報が正しければ、折りたたみiPhoneは9月に発表されながらも、注文できるようになるのは少なくとも10月以降となる可能性がある。早期に入手したい人は、資金の確保だけでなく、予約開始日時も厳重にチェックしておく必要がありそうだ。

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