掃除機の機能もつけてください
“洗濯物を畳める”お手伝いロボ、米国で発売。約129万円、ベッドメイキングやおもちゃの片付けもこなす

約5か月前に概念実証用のプロトタイプとして “洗濯物をたたむことができる” とのうたい文句とともにヒューマノイド風ロボットを発表したWeave Roboticsが、ついに商用の新型ロボット「Isaac 1」を発表した。
Isaac 1は前モデルと同様に洗濯物をたたむ機能を備えている。そしてIsaac 0にはなかったベッドメイキングや、リビングに散らかったおもちゃなどを片付ける機能まで備えているという。

そのデザインは全体に丸みを帯びていて、頭部には愛嬌のある顔がついている。身長は、90cmから175cmまで、作業や環境に合わせて変化するという。また顔にある2つの黒い部分には「目」に該当するカメラを備えている。
前モデル同様、Isaac 1もロボットの能力だけでタスクをこなすことが困難な場合、Weave Roboticsのオペレーターがロボットの「目」を通して状況を確認し、遠隔操作によって作業を行うという(むしろ遠隔操作で作業をするのがデフォルトなのではと疑ってしまうが、そうではないと信じたい)。

この遠隔操作オプションは、多くの人にとってこのロボットの購入を取りやめる理由になるかもしれない。やはり、自宅内を顔も見えない他人に覗かれることは、特に若い女性がいる場合、非常に慎重にならざるを得ない。電源がオフの状態でもカメラやマイクが生きていたりすれば、悪質なプライバシー侵害になりかねない(一応、停止時は目を閉じるかのようにシャッターが下りる)。
2019年には、アマゾンのAlexa搭載スマートスピーカーが常時設置場所の音声を拾っていたことが発覚した事例があった。このとき、アマゾンはアカウント情報とスマートスピーカーの紐付けからユーザーを特定できたうえ、録音内容は担当従業員の間で簡単に共有できる状態だった。
ただ、Isaac 1がわざわざ遠隔操作機能を搭載するということは、ロボットの能力的に作業を完遂できないケースが少なからずある、ということでもあるのかもしれない。
もうひとつ、このロボットを購入するにあたってのハードルがある。それは価格が8000ドル(約129万円)もするという点だ。月額449ドル(約7万2,000円)のサブスクプランもある。よほどの大家族なら、購入を検討するのも良いかもしれないが、Isaac 1の機能リストには洗濯物を干す、取り込む作業の記述はない点も注意が必要だ。
現在、Weave RoboticsはIsaac 1の予約注文を250ドルのデポジットとともに受け付けている。出荷は今年の秋にまずカリフォルニア州への発送開始が予定されており、その後2027年にかけて順次配送先を拡大するとのことだ。
- Source: Weave Robotics
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