あまり目新しい情報なし

iPhone 18 Proの機密情報、ランサムウェア攻撃で流出か。回路図やA20 Proの資料など

多根清史

Image:ALDECA studio/Shutterstock.com

アップルのサプライヤーであるインド企業Tata Electronicsがランサムウェアグループによって内部データを盗み出され、数百GBにおよぶファイルがダークウェブ上に流出していると、米Reutersが報じている。

流出したファイルには企業の機密情報が数多く含まれているが、アップルが現在とくに懸念しているのは、9月上旬に正式発表予定の次期モデル「iPhone 18 Pro」の落下試験(ドロップテスト)写真が含まれている点だという。写真には、3眼のリアカメラとアップルロゴを備えた、ごく一般的な板状デザインの灰色の端末が写っているとされる。

さらに、流出ファイルにはiPhone 18 Proの部品およびサプライヤーの詳細な一覧も含まれているという。ロジックボードやカメラ、バッテリーに使用されるチップに関する情報も含まれているとのことだ。

米AppleInsiderは、盗まれた機密データは「630GB以上」に達するとして、より詳しい内容を伝えている。攻撃者が入手したとされるiPhone 18 Pro関連の資料は、次の通りである。

  • iPhone 18 Pro/18 Pro Maxのロジックボード回路図
  • A20 Proチップ(コードネーム「Borneo」)のデータシート
  • アップル製C2モデム(コードネーム「Ganymede」)の関連文書
  • iPhone 18 Pro用パーツの部品番号リスト

AppleInsiderは、これらの文書について、Siemens NXで作成されていることをはじめ、本物のアップル設計文書に見られる特徴をすべて備えていることから、「真正と判断できる」と明言している。

また、盗まれたファイル群には折りたたみiPhone(識別子:V68)への言及があったものの、それを除けばiPhone 18 Pro/Pro Max以外の今後のアップル製品に関する情報は見当たらなかったと付け加えている。

iPhone 18 Proの写真流出は興味深い話題ではあるが、内容はこれまでのリーク情報の範囲を出るものではなく、目新しい情報は確認されていない。新たなカラーバリエーションを採用する点を除けば、現行のiPhone 17 Proとほぼ同じデザインになるとの見方を補強する内容と言えそうだ。

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