ヘルスケアアプリ「からだメイト」も刷新

シャープ、スマートウォッチとリング参入。第一弾は摂取カロリー自動測定ウォッチ、睡眠計測向けリング

編集部:平山洸太

シャープは、スマートウォッチ「からだメイト Watch」およびスマートリング「からだメイト Ring」を7月9日に発売する。両モデルとも、AndroidとiOSの両方に対応する。

新たにスマートウォッチとスマートリングに参入する格好。シャープでは「デバイスを提供する企業」ではなく「人の体験そのものを支えるライフスタイルを提供するブランド」を目指していきたいとし、自分自身のコンディションを把握するためのデバイスとして投入するとしている。

からだメイト Watchは、「食事で摂取したカロリー」を自動測定できるスマートウォッチ。HEALBEの技術を国内独自ライセンスで採用することで実現しており、装着するだけで消費カロリーだけでなく食事による摂取カロリーを可視化できる。カロリー推定値精度は約89%となり、精度の高さもアピールする。カラーはゴールドとシルバーの2色。

「からだメイト Watch」

本体裏面のセンサー部分には、半円形の生体電気インピーダンスセンサーを搭載する。食事による栄養が身体に吸収されるとグルコースという糖の一種が変化し、それに応じて細胞の組成も変化するそうで、その細胞の変化を微弱な電気を流すことで計測する。このデータから、入ってきたカロリーをアルゴリズムによって推定するという。

摂取カロリーを推定できる

さらに、体の水分が足りているのか足りていないのかという「水分バランス」を見える化する機能も搭載。細胞の液体レベルを計測してユーザーの水分状態の基準を把握し、その人にとって適正な水分量が足りているのかいないのかを示すという。

本体はステンレス素材で、幅42mmのコンパクトなボディを追求。厚みは9.4mm、質量は約33gとなっている。ディスプレイは約1.32インチ(466×466ドット)のOLEDを採用しており、Always on Display(画面常時表示)にも対応する。カバーガラスはCorning Gorilla Glass 5。5ATM・IPX8/IP6Xの防水防塵を備え、ハンドソープ洗浄にも対応する。

背面のセンサー部分

UIには、その人がその時知りたいであろう情報を先回りしてウォッチの画面に表示させることで「操作せずに知りたいことを知れてしまう」という「サーキットビュー」を採用する。ほか、心拍、血中酸素レベル、皮膚温度センサーを搭載。GPSにも対応している。

操作せずに表示が変化する

からだメイト Ringは、睡眠計測に適したサイレントなデバイスとして「ストレスを感じさせず、ずっと着けていられる」というスマートリング。SOXAIのセンシング技術を活用して開発したとしており、加速度、心拍、血中酸素レベル用赤色/赤外線、皮膚温度のセンサーを搭載している。

「からだメイト Ring」

本体カラーはゴールドとシルバーの2色で、4〜13号まで10サイズを用意。傷に強いチタン素材を採用し、シチズン社の時計にも使われているデュラテクトコーティングを施している。幅は6.7mm、厚みは2.8mm、質量は2.1g〜。IPX8/IP6Xの防水防塵に対応し、ハンドソープやシャンプー、アルコール消毒も利用できる。

カラーは2色

新製品の発売に合わせてヘルスケアアプリ「からだメイト」のアップデートも7月9日に実施。上記2モデルと連携することで、各デバイスで測定した皮膚温度や血中酸素レベルを含むバイタルデータ、歩数などの活動量、睡眠時間、摂取カロリーなどを一元管理できる。また、食事、睡眠、運動、体調の4つの分類でスコア化する機能も搭載。

「からだメイト」の画面イメージ

無料のフリープランに加えて、月額600円のPlusプランも用意。目的や状態に合わせて自分に寄り添ったパーソナルな体験を提供するコースを搭載し、サービス開始当初は体を引き締めたい方のためのダイエットコース、美容と健康のためのコンディションケアコースを用意する。また食事管理として、栄養素の摂取量可視化とそれに基づくバランスメニューの提案、AIによる食事撮影&登録機能も利用できる。

ほか同社では、従業員の状態を可視化することで企業の経営をサポートするエンタープライズ向けプランも予定。提供は冬を目標にしているとする。

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