実質的にMacがタッチ操作対応に

噂の「MacBook Ultra」やはり登場する? macOS 27ベータに3つの痕跡

多根清史

Image:MacRumors

アップルは今週、次期macOS 27 Golden Gateを発表した。さらに、開発者向けに配信が始まったベータ1からは、噂される「MacBook Ultra」の存在を示す要素が少なくとも3つ含まれていることが明らかとなった。

MacBook Ultraは、MacBook Proの上位に位置する新たなハイエンドモデルの製品名と噂されている。従来の液晶に代わる有機EL(OLED)ディスプレイを採用し、タッチスクリーン機能やiPhoneのダイナミックアイランドに類似した仕組み、より薄型・軽量のデザイン、そしてM6 Pro/M6 Maxチップを搭載するとみられている。

米MacRumorsによれば、macOS 27ベータ1には、とくにタッチスクリーン対応とダイナミックアイランドに関する3つの手がかりが発見されたという。

1. Sidecarへのタッチ入力対応

macOS 27では、iPadをMacのセカンドディスプレイとして使う機能「Sidecar」に直接タッチ入力が追加された。これまではMac本体のトラックパッドやマウス、あるいはApple Pencilをポインター代わりに使うことしかできなかった。

今回のアップデートにより、ユーザーはiPad画面上でmacOSの要素を指でタップし、そのまま操作できるようになる。長年タッチスクリーン対応に否定的だったアップルが、macOSへのタッチスクリーン導入を準備しているとの見方が強まっている。

2. プルトゥリフレッシュ(引っ張って更新)

iPhoneやiPadでおなじみの「プルトゥリフレッシュ」機能がmacOSにも追加された。トラックパッドを上から下へスワイプすることで、Safariやメール、ニュース、Podcast、カレンダーなどのアプリでコンテンツを更新できるようになった。

アップルは、タッチスクリーンを搭載した「MacBook Ultra」に備え、この機能をついにMacへ拡張した可能性がある。

3. Spotlightの「Search or Ask」

刷新版Siriを基盤とする新機能「Search or Ask(システムのどこからでもSiriへの質問が可能)」が、macOS 27のSpotlightに統合されている。その結果として表示されるダークなピル型(錠剤型)のインターフェースは、iPhoneのダイナミックアイランドを強く想起させる。

MacBook Ultraでは、「Search or Ask」のインターフェースはおそらくより高い位置に配置され、表示時には前面カメラ用のパンチホールを囲むような形になるとみられる。

macOS 27は現在、開発者向けベータ版が提供されており、7月にはパブリックベータ版が公開される予定だ。一般ユーザー向け正式版は9月にリリースされる見込みである。一方、調査会社Omdiaのレポートは、MacBook Ultraが9月に発表される可能性を示唆していた。

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