いずれ日本向けも同じ仕様に?
任天堂、バッテリー交換可能なSwitch 2を準備中。EU規制に対応

任天堂は、ユーザーが簡単にバッテリーを交換できる仕様のSwitch 2をEU向けに投入する計画を公表した。2027年2月18日にEU域内で施行予定の新たなバッテリー規制に対応するものであり、同社は「規制要件を満たす製品バージョンを準備する」と説明している。
EUは2023年に「電池規則(Battery Regulation)」を制定し、2027年2月18日以降にEU市場へ投入される新製品について、消費者が製品寿命を通じて自らバッテリーを容易に交換できることを義務付けている。「容易に交換可能」とは、市販の一般工具で取り外せることを意味し、専用ツールや特殊な溶剤を必要としないレベルを指す。
任天堂は自社のEUコンプライアンスページにてこれを明確に認め、「BEE」で始まるモデル番号の現行製品に対し、パッケージへ「OSM」の追加コードが付いた独自モデル番号の新製品を準備中であると公式に表明している。
同社がSwitch 2についてEU向けのバッテリー交換可能バージョンを準備していることは、3月に日経新聞が報じていた。また、Switch 2本体だけでなく、Joy-Con 2についてもバッテリー交換可能な仕様になるとされていた。
さらに今年初めには、ニンテンドーアカウント公式サイトから「OSM」という未発表モデルの名称らしきものが発見されていた。同サイトのJavaScript内に「OSM」というモデルコードが確認され、開発者ツールを使ってリクエストを行ったところ、Switch 2の画像が表示されていたという。
当時はOSM=「Ounce Small Model」、すなわち小型モデルを意味しており、「Nintendo Switch 2 Lite」のような派生モデルではないかと憶測する向きもあった。しかし、結果的には任天堂がバッテリー交換可能モデルであることを明かし、その見方は公式に否定された格好である。
日本経済新聞は、将来的には日本や米国でも同様の対応が行われる可能性があると報じていた。現在のスマートフォンでバッテリー交換が困難となっている背景には、薄型化や構造強度、防水性能など複数の要件があるとみられる。だが、Switch 2ではそれらの制約が比較的少なく、将来的に全世界でバッテリー交換可能な仕様へ統一されても不思議ではない。
