「左右に黒帯」は避けられそう

iOS 27は「折りたたみiPhone対応」強化か。横画面対応&分割表示を準備との噂

多根清史

Image:DANIEL CONSTANTE/Shutterstock.com

アップルはiOS 27で、折りたたみiPhoneの内側ディスプレイ向けに、システムレベルの横画面・分割表示最適化機能を導入するとの噂が報じられている。

中国Weiboの著名リーカー、定焦数码(Fixed Focus Digital)氏によると、アップルはiOS向けに「Parallel View」機能を開発中だという。これは、iOSが長年抱えてきた横向きレイアウト対応の弱点を解消することを目的としている。

ここでいうParallel Viewとは、HUAWEIのHarmonyOSに搭載されている機能を指す。開発者がアプリを再設計しなくても、システム側がスマートフォン向けアプリをワイド画面向けレイアウトへ自動的に最適化する仕組みである。

アップルはすでにiPadOSで、ランドスケープ(横向き)表示や分割表示への対応をシステムレベルで処理している。しかしiOSには、これに相当する仕組みがこれまで存在していなかった。

この機能は、折りたたみiPhoneを明確にターゲットにしたものとみられる。同製品は7.8インチの内側ディスプレイを搭載すると噂されているが、システム側の最適化がなければ、ほぼすべての既存iPhoneアプリは大画面上でレターボックス表示(上下または左右に黒帯を入れ、中央にコンテンツを配置する表示)になってしまう可能性が高い。

Fixed Focus Digital氏は、iOSについて「確かに優れている」と評価しつつも、大画面への適応に関しては一貫して不十分だったと指摘している。

この主張は、BloombergのMark Gurman記者による報道とも一致する。同氏は3月、iOS 27が折りたたみiPhoneの内側ディスプレイで2つのアプリを並べて表示する機能をサポートし、対応アプリでは左サイドバー型のナビゲーションを採用すると伝えていた

アップルは6月9日午前2時(日本時間)に開催されるWWDC 26でiOS 27を発表すると予想されている。その後、秋にはiPhone 18 Proシリーズおよび折りたたみiPhoneとともに正式リリースされる見通しである。

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