「Galaxy S26 Ultra」の技術がアップルに

MacBook Proに「覗き見防止」導入か、M6モデルで実現の可能性

多根清史

Image:sergey causelove/Shutterstock.com

先日、将来のMacBook Proに、のぞき見防止の「プライバシーディスプレイ」が搭載されるとの噂が報じられていた。それが予想より早く実現しそうだという、新たなリーク情報が届けられている。

リーカーのSchrödinger Intel氏は、サムスンが最新フラッグシップスマートフォン「Galaxy S26 Ultra」に採用した同技術について、「ノートPCに導入する取り組みを進めているようだ」と述べている。同氏は韓国のブロガーであり、サムスン関連の内部資料をもとにした記事で知られている。最近では、次期「Galaxy S27」シリーズのシリコンカーボンバッテリーに関する発信が注目を集めていた

具体的には、次期M6 MacBookモデルや、一部のWindowsノートPCに搭載される可能性があるという。M6チップ採用のMacBook Proは、2026年末〜2027年初頭に登場すると見られており、今年あるいは来年にも実現することになる。市場調査会社Omdiaが予想した「今後3年以内」というシナリオの範ちゅうではあるが、かなり前倒し寄りだ。

このプライバシーディスプレイは、視野角を制御し、正面以外からは画面が暗く見えたり、内容を読めなくしたりする技術である。物理的な保護フィルムを画面に貼るのではなく、有機ELパネルのハードウェアとソフトウェア制御によって視野角を絞る仕組みだ。

Schrödinger Intel氏によれば、投入時期が前倒しされた理由の1つは、サムスンがこの技術の問題点を改善したためだという。Galaxy S26 Ultraユーザーからは、横から見るとディスプレイが青みがかったり、解像度が低下して見えたり、長時間使用すると不快感があるとの声も上がっていた。

しかし、これらの問題は、ノートPCのような大型ディスプレイでも解消された可能性が示唆されている。リーカーは、プライバシーディスプレイを搭載した試作ノートPCの実演動画も公開しており、「横からののぞき見防止」が有効に機能しているように見える。

もし事実であれば、外でMacBookを使う機会が多いユーザーにとって、非常に興味深い機能となりそうだ。カフェや公共の場所で作業する際、他人に肩越しから画面を簡単に見られてしまい、機密情報の流出など大きなトラブルにつながりかねない。プライバシーディスプレイが搭載されれば、そうした懸念は大きく減ることだろう。

次期M6搭載MacBook Proは、初の有機ELディスプレイ搭載モデルとなり、超ハイエンド製品として「MacBook Ultra」と命名されるとの噂もある。プライバシーディスプレイは、そのプレミアム機能の1つとなるのかもしれない。

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