性能はまだまだだけど、健闘はしている
中国独自開発GPU、価格は「RTX 5060 Ti超え」だが性能は「4060未満」

中国初の本格的なゲーミンググラフィックカードとしてLisuan Techが発表したLX 7G100は、価格が約485ドルで、NvidiaのGPUで言えばGeForce RTX 5060 Ti 16GBの最安価格に近い価格だが、中国のレビューサイト潮玩客(Chaowanke)が行ったベンチマークの結果は、RTX 4060に遠く及ばないことが判明した。
ベンチマークを行うPCは、ボトルネックが生じないようハイエンドのパーツ構成のものを用意した。またベンチマークは1080p解像度で、画質プリセットを「低」設定から「最高」設定まで切り替えて行った。さらに、対応している場合はフレームレートを安定させてスムーズにゲームがプレイできるように、FSR 3とフレーム生成を有効化した。さらにGPU以外のパーツ構成のものを用意した。

潮玩客は、LX 7G100と比較するGPUにNvidia GeForce RTX 4060、AMD Radeon RX 6600 XT、Intel Arc B580を揃えた。
そしてその結果、比較対象としたどのGPUにもLX 7G100は及ばず、実際の性能としてはRTX 3060にも届かないことが判明したという。
結果をそのまま受け取れば、中国以外ではこの製品に競争力があるとは言いがたいが、PCグラフィックハード情報サイトVideoCardzは、「Lisuanが初のコンシューマー向けグラフィックカードで達成した成果」として、また「独自のハードウェア、ドライバー、ソフトウェアスタックを持つ新規GPUベンダーとしては過去の中国製GPUの試みよりも優れたスタート地点と言える」と評した。
現在のGPU業界では、ただただ資金をAIデータセンターという底抜けのバケモノに注ぎ込み続けることのないよう、競争が切望されているはずだ。そう考えれば中国企業とは言え新規参入のGPUメーカーが力をつけることは歓迎すべきことかもしれない。
- Source: 潮玩客(YouTube)
- via: Videocardz PCMag
