6年ぶりにプレイしてみる?
『フォートナイト』が日本含む世界中のApp Storeに復活

App Storeに、『Fortnite(フォートナイト)』が帰ってた。Epic GamesがApp Storeの規約違反で同アプリストアを削除されて以来、約6年ぶりの復活だ。
約6年前、Epic Gamesは世界で最も人気あるゲームのひとつだったFortniteに、ゲーム内課金オプションを追加して、アップルおよびGoogleのアプリストアが徴収する30%の販売手数料を回避しようとした。
その結果、アップルとGoogleはそれぞれのアプリストアから同ゲームアプリを削除した。一方、それを不服としたEpic GamesはアップルとGoogleに対して訴訟を起こし、数年間にわたる泥沼の争いになだれ込んでいった。
当初はアップルとGoogleが優勢と思われた訴訟は、その後紆余曲折を経て、次第にEpicに有利な方向へと風向きを変えた。両社はサードパーティのアプリストアの設置許可や、それらストアを使う場合にも手数料を徴収する試みも封じ込められる格好となった。
これにより、モバイルアプリやモバイルゲーム開発者はアプリ内課金を通じて、より直接的で、場合によってはより安価な選択肢を提供できるようになる。なお、米国では昨年5月と12月には米国のApp StoreとGoogle Play Storeにフォートナイトが復活していた。
そして今回、Epic Gamesのティム・スウィーニーCEOはXに「法廷でのEpic対アップルの最終決戦に臨むにあたり、フォートナイトはアップルのApp Storeに復活した」と勝ち鬨を上げ、(ほぼ)世界中のApp Storeにフォートナイトを再び公開した。
スウィーニー氏は、主力ゲームであるフォートナイトのプレイヤー人口が減少していることや、そのモバイル版のプレイヤー層についても言及し、「われわれはモバイルへの復帰と、世界中の数十億台のスマートフォン向けにフォートナイトを最適化する初期段階にある。業界の先頭を走る者として、われわれは多くの困難に直面してきたが、われわれとすべての開発者にとって、その努力はまだ実を結び始めたばかりだ」と述べている。
Epic GamesにとってもApp Storeでのフォートナイト配布の再開は待ち望んでいたことに違いない。コロナ禍で高まった “巣ごもり需要” はもはや過去のものになり、特にゲーム業界は全体のゲームプレイヤー数が縮小するに従い従業員の解雇や開発スタジオの統廃合がいまも後を絶たない。Epic Gamesもこの3月に従業員の約4分の1を解雇すると発表している。
ほぼ世界中のApp Storeに復活したフォートナイトだが、オーストラリアではまだだ。オーストラリアのApp Storeは、Epic Gamesが違法だと考える規約をまだ維持している。当然ながら、Epic Gamesはオーストラリアでも訴訟を継続しており、スウィーニー氏は「裁判所に対し、Appleの違法行為を終結させ、すべてのアプリ開発者とiOSユーザーに利益をもたらす命令を下すよう求めている」と意気込んでいる。
- Source: Epic Gaems App Store
- via: Eurogamer
