階段を昇り降りできる「Saros Rover」も展示

Roborock、ロボット掃除機“新フラグシップ”など6機種。「日本の住宅事情や忙しい毎日を考慮」

編集部:平山洸太

ロボット掃除機を展開するRoborockは、発表イベント「Where the Greatest Meet」をメディアおよびインフルエンサー向けに開催。新機種6モデルを一挙発表した。ラインナップおよび想定価格は以下の通り。

【ロボット掃除機】
・「Saros 20 Sonic」285,780円(税込)
・「Saros 20」249,800円(税込)
・「Qrevo Edge 2」163,900円(税込)
・「Qrevo Curv 2 Flow」119,900円(税込)
・「Qrevo L Pro」89,990円(税込)

【スティック型水拭き掃除機】
・「F25 Gen 2」45,990円(税込)

5機種のロボット掃除機、1機種のスティック型水拭き掃除機が新たに登場。どの製品も低い家具の下のスペースや高い段差といった、日本の住宅事情や忙しい毎日を考慮して設計したとしている。

Saros 20 Sonic

36,000Paの吸引力を搭載したフラグシップモデル。毎分4,000回の高速振動と高い加圧力で床をこすり洗いする高速振動モップを搭載する。モップの振動エリアは前モデル比で27%拡大。モップが物理的に伸縮することで、壁際0mmまで水拭きできるようになった。

吸引においては新設計のメインブラシとサイドブラシを採用し、毛の絡まりは実質0%だとアピール。これにより、面倒なブラシ掃除から解放されるのでメンテナンスが楽になったとする。

AdaptiLift シャーシ 3.0を搭載し、最大8.8cm(4.5cm+4.3cm)の2重段差に対応。本体は高さ7.98cmの薄型ボディとなり、家具の下にも入り込みやすいようになっている。

新たな全自動ドックを採用し、ゴミの吸引、モップの脱着、99.99%の除菌率を誇る100度の温水モップ洗浄、55度の温風乾燥などに対応する。6月1日に全国のヤマダデンキおよびヤマダウェブコムで発売予定。

Saros 20

オールラウンダーだと説明するハイエンドモデル。Saros 20 Sonicと同様に36,000Paの吸引力を実現したほか、最大8.8cm(4.5cm+4.3cm)の2重段差に対応する。

また、高さ7.98cmの薄型ボディ、毛の絡まり率0%など、Saros 20 Sonicと共通のスペックを搭載する。ほか、300以上の物体認識に対応している。こちらも6月1日に全国のヤマダデンキおよびヤマダウェブコムで発売予定。

Qrevo Edge 2

25,000Paの吸引力を搭載するモデルで、高さ7.98cmの薄型ボディが大きな特徴。280種類以上の物体認識をサポートする。

吸引用のブラシにはデュアル毛絡み防止システム、水拭きには最大8Nの下方圧力によるシステムを搭載。サイドブラシとモップの伸縮にも対応する。

全自動ステーションでは、80度の温水モップ洗浄、55度の温風乾燥に対応。5月28日にAmazonで発売予定となる。

Qrevo Curv 2 Flow

Roborock初のローラーモップを採用するモデル。最大毎分220回転/幅270mmのワイドローラーを搭載し、8か所の給水ノズルとスクレーパーで常にモップを洗浄しながら水拭きが行える。モップ圧力は最大15N。

壁や家具の脚を検知するとローラーが伸びる機能や、カーペットを検知した際にモップをカバーしたりリフトアップ(最大15mm)したりする機能も備えている。吸引力は最大20,000Pa、200種類以上の障害物を認識・回避できる。

全自動ステーションでは、75度の温水モップ洗浄、55度の温風乾燥に対応。なお、こちらは4月28日からAmazonで販売中だ。

Qrevo L Pro

最大18,500Paの吸引力と、毎分最大200回転のデュアル回転モップを搭載するモデル。カーペット検知時には最大10mmのモップ昇降が行える。

全自動ステーションでは、モップの自動洗浄と45度の温風乾燥に対応。Reactive Tech(ストラクチャードライト)搭載により、幅5cm/高さ3cm以上の物体を回避できる。こちらも4月28日からAmazonで販売中だ。

F25 Gen 2

今回発表されたなかでは唯一のスティック型水拭き掃除機。20,000Paの吸引力を備えており、180度のほぼ水平までフラットにできることが特徴となる。

ブラシはデュアル毛絡み防止システムを搭載。バッテリーは着脱式となる。モップの自動メンテナンス機能も備えており、90度の洗浄と乾燥に対応する。発売は5月28日で、Amazonでの取り扱いを予定している。

なお、発表会の冒頭では同社APACマーケティング統括のDan Cham氏が登壇。Roborockは2年連続で世界売上ナンバーワンのロボット掃除機ブランドになったことをアピールし、現在170以上の国と地域で展開していること、累計2200万台以上がユーザーの家庭に届けられたことを合わせて紹介した。

APACマーケティング統括 Dan Cham氏がシェアナンバーワンを宣言

また、Cham氏はRoborockは「単なるロボット」ではなく、日々の生活からエネルギーを奪う小さな仕事を取り除くものだと説明。Roborock製品によって取り戻した時間を「大切なことのために使っていただきたい」とし、「人生のあらゆるステージで皆様の暮らしに寄り添っていく」と訴えた。

なお、発表会場には折りたたみ式の脚を搭載した「Saros Rover」が参考出展。CES 2026年に発表されたもので、現在開発中のモデルだが、階段を登ったりスロープを下ったりする様子が披露され、多くの来場者からの注目を集めていた。まだ発売は未定だそうだが、今後の登場が楽しみだ。

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