ロンドンで7月22日発表の見通し

サムスンのAIグラス「Galaxy Glasses」7月発表か。Gemini搭載でアップルに先行?

多根清史

Image:Seva Zelikoff/Shutterstock.com

サムスンは7月22日(現地時間)にロンドンで新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、その場で折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Flip8」とともに、初のAIスマートグラス「Galaxy Glasses」を発表する予定だと報じられている。

韓国のソウル経済日報によると、このGalaxy Glasses投入は、米Metaや中国Xiaomiといったグローバル企業と本格的に競合することを目指したものだという。

また、発表時期が7月であれば、アップルが開発中と噂されるスマートグラスに先行する可能性が高い。アップルは早ければ2026年内に一部プレビューを行う可能性がある一方、発売は2027年にずれ込むと見られている。

今回の報道によると、サムスンはアイウェアブランドGentle Monsterと提携し、ファッション性と実用性の両立を狙ったデザインを採用すると伝えられている。OSにはGoogleと共同開発した「Android XR」を採用し、生成AI「Gemini」を深く統合したウェアラブル製品になるとのことだ。

このグラスには高精細カメラ、スピーカー、マイクのみが搭載され、Meta Ray-Banと同様にディスプレイは非搭載とされる。ユーザーの視線方向の映像をカメラで取得し、それをGeminiがリアルタイム解析して音声でフィードバックする、「視覚+音声AIアシスタント」という位置づけである。さらにGalaxyスマートフォンやSmartThings家電エコシステムとも連携させる予定だという。

こうした構成は、アップルのAIグラスに関する噂ともよく似ている。アップル製グラスはSiriを主軸とし、カメラを通じてAIへ視覚情報を伝えるとされる。スピーカーとマイクも搭載する一方、初代モデルにはディスプレイが搭載されないとの予想も共通している。

サムスンは従来型の折りたたみスマートフォンに加え、「Fold Wide」(仮称)も準備しており、アップルが発売予定と噂される折りたたみiPhoneに近い画面比率で対抗する形になるとも報じられている。折りたたみiPhoneはiPadライクな4:3アスペクト比になると見られているが、このFold Wideもそれに近い形状になるとの噂が相次いでいる

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