このCADファイルで作れるのはガワだけです
Valve、売り切れ「Steamコントローラー」のCADファイル公開。ただし外側のみ

ゲーム販売プラットフォームSteamが先日リリースしたゲームコントローラー「Steamコントローラー」は、発売直後から完売が続いている。そんな状況下で、Steamを展開するValveは、ユーザーが自由にカスタマイズしたり、アクセサリー類を自作できるようにと、SteamコントローラーのCADファイルを公開した。
3Dプリンターが使えるユーザーならば、クリエイティブ・コモンズライセンスで提供されるそのCADファイルを用いて、自らSteamコントローラーを作ることが可能になる。ただし、提供されるのはコントローラーの外装部分、すなわち”ガワ”のみであり、中のロジックボードの設計情報などは含まれない。
また、SteamはCADファイルを使うことは自由だが、もしコントローラーの中身を自作の外装に移植しようとするのなら、破損や怪我を防止するため「専門家に任せることを強くお勧め」するとしている。
結局のところ、Steamコントローラーがほしいゲーマーは、Steamコントローラーの追加のロットが販売されるのを待つほかない状況に変わりはないということだ。
ちなみに、Valveは携帯型PCゲーム機のSteam Deckについても、そのCADデータを公開している。ただ、こちらもやはり外装部分のみだ。
日本では1万7000円で販売されるSteamコントローラーは決して安くはないが、ウェブサイトによるレビューは高評価なものが多い。PlayStation 5用のDualSenseや、Xboxワイヤレスコントローラーを使用しているゲーマーであっても興味を持っている人は多そうだ。
Steamコントローラーは、ボタン配置はXbox用のコントローラーに近いものの、左右スティックはPlayStation用コントローラーと同じ左右対称の配置を採用し、さらに両スティックの下にトラックパッドも搭載する斬新なデザインとなっている。スティックはドリフトが発生しにくく、操作への追従性が高いと言われるTMR(トンネル磁気抵抗)タイプを採用する。
また、ジャイロや背面ボタンも搭載しており、キーボード&マウス操作が有利とされるシューティングゲームでの操作性向上が期待できるものとなっている。
- Source: Valve(GitLab)
- via: Engadget
