安価なわりにしっかりしているNETGEAR製品(個人の感想)

米当局、NETGEARに一般向けルーター販売を承認。外国製ネットワーク機器の販売禁止措置後初

Munenori Taniguchi

Image:NETGEAR

米国のネットワーク機器メーカーNETGEARは、連邦通信委員会(FCC)から外国製ネットワーク機器販売禁止措置の適用除外が認められた初のメーカーになったと発表した。FCCも、同社を条件付き対象機器のリストに加えた。

米国外で製造された一般消費者向けネットワークルーターは今年3月から、国家安全保障上、また米国民の安全と安心に対する容認できないリスクをもたらす懸念があるとして、米国政府によって輸入が禁止された。以後、米国内ではFCCの承認がなければ、新たなルーターには認可も販売許可も下りなくなった。FCCはファームウェアのアップデートにも制限を設けている。

当初、米国政府はこの禁止措置について一切の例外を認めないとしていた。だが、現実的にそうすると米国内で販売できるのはStarlinkのルーターだけになってしまうため、いずれは例外を認めるだろうと予想されていた。そして、その予想を現実のものにしたのはNETGEARだったということだ。

NETGEARは米国のメーカーだが、製品のほとんどを台湾をはじめとするアジア圏で作っている。そのため他の企業同様に禁止措置の対象になっていたが、同社いわく「FCCの条件付き承認に関する公開ガイドラインを確認し、そのガイドラインに従った申請書を提出」したことで承認が得られたと述べている。

今回の承認により、NETGEARはNighthawkルーターシリーズやケーブルインターネット用のルーターやゲートウェイ製品を再び販売可能になった。少なくとも現時点では、同社が独占的に同ジャンルの製品を販売できる立場を得たことになる。

ネットワークルーターメーカーの大多数は、NETGEAR同様に製造はアジア圏だ。従って、必ずしも他社のネットワークルーターがNETGEARより危険だというわけではない。おそらく、同社と同様にガイドラインに従った申請をすることで、続々とルーターメーカーが市場に復帰してくるのではないだろうか。

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