トリプルカメラ搭載、耐久性も向上

Nothing「Phone (4a)」シリーズ国内発表。背面ガラスの(4a)とアルミユニボディの(4a) Pro

編集部:平山洸太

「Phone (4a) Pro」(左)、「Phone (4a)」(右)

Nothing Technology Japanは、スマートフォン「Phone (4a) Pro」および「Phone (4a)」を4月22日に発売する。カラーはPhone (4a) Proがシルバー、ブラック、ピンクの3色。Phone (4a)がホワイト、ブラック、ピンク、ブルーの4色。ラインナップおよび公式ストアでの販売価格は以下の通り。

  • 「Phone (4a) Pro」79,800円(税込/12GB・512GB)
  • 「Phone (4a)」64,800円(税込/8GB・256GB)
  • 「Phone (4a)」58,800円(税込/8GB・128GB)

今年3月にグローバル発表された「Phone (4a)シリーズ」が日本にも投入される格好。2機種とも共通する部分は多いが、特にデザインが異なっており、Phone (4a) Proの背面素材はアルミニウム、Phone (4a)はガラスとなっている。また、カメラについてもProのほうが強化されている。通信キャリアでは、Phone (4a) Proを楽天モバイル、Phone (4a)をKDDIが取り扱う。

「Phone (4a) Pro」(左)、「Phone (4a)」(右)

デザインでは両モデルとも、Nothingの特徴であるシースルーを採用。Phone (4a) Proでは出っ張ってしまうカメラ部分、Phone (4a)では従来通り背面全体がシースルーとなっている。なお、Phone (3a) Liteから「中に見えるものの構造が変わってきている」とのことで、それまではフレキシブルケーブルがモチーフだったところ、バッテリーなど中身の構造物を可視化するように変化しつつあるという。

「Phone (4a)」

両モデルとも、OSにはシンプルを目指してデザインしたAndroid 16ベースの「Nothing OS 4.1」を搭載し、3年間のAndroidアップデートと6年間のセキュリティアップデートに対応する。eSIMとおサイフケータイもサポート。バッテリーは共通して5080mAhとなり、1200回の充電サイクル後も最大容量の90%以上を維持するという。30分以内で1日分のバッテリーを充電できる50W急速充電にも対応する。

背面カメラはどちらもメイン/超広角/望遠の3眼構成で、詳細は後述するがセンサーの種類やズーム倍率などが異なっている。独自映像エンジン「TrueLens Engine 4」を搭載し、コンピューテーショナルカメラを実現。複数フレームのRAW処理や、AIのパターン認識によるセグメンテーション処理などを行っているという。Ultra XDR写真と4K Ultra XDRビデオに対応。AI消しゴムも利用できる。

「TrueLens Engine 4」を搭載

新たに、ユーザーが話しかけるだけでミニアプリを作れる「Essentialアプリ」を搭載。作ったアプリはホームにウィジェットのように表示され、たとえばオセロのようなゲーム、日が昇る時間によって見える色を変えるタイルなどを自然言語で対話しながら作れる。作ったアプリは共有することも可能だ。

作成したミニアプリの例

Essential Spaceにスクリーンショットや音声メモを保存するための独自ボタン「Essential Key」は本体の左側に移動している。また、これまでは端末内にキャプチャしたデータが保存されていたが、近い将来のアップデートでクラウド型になり、マルチデバイスでアクセス可能になるとのこと。

Phone (4a) Pro

「Phone (4a) Pro」

アルミユニボディに挑戦したというモデルで、素材には航空機で使われるようなグレードの高いアルミニウムを採用。表面はサテンのような仕上げを施している。ボディに剛性を持たせられることで、これまでのNothingで一番薄い7.95mmを実現した。アルミによってボディの放熱性も向上しており、加えて冷却チャンバーのエリアも増やしている(Phone (3a)比で82%増)。

Nothingのプロダクトはシースルーデザインが特徴だが、本機では出っ張ってしまうカメラ部分をシースルーに。スクリーンを見ずにタイマーなどの情報を表示できる「Glyphマトリックス」も備えている。なお、Phone (3)のGlyphマトリックスよりもドットが荒くなっており、これによって「よりインベーダーっぽいものを目指している」とのこと。輝度を高めることで遠くからでもタイマーなどを見やすくしている。

「Glyphマトリックス」を搭載

ディスプレイは6.83インチで、最大輝度はNothingで最も明るい5000nits。ベゼルの狭さもNothingで一番細いものに仕上がっている。144Hzのアダプティブリフレッシュレートにも対応。カメラは上述の通り3眼構成で、ソニー製LYT700cセンサーのメインカメラ(50MP)、3.5倍の望遠ペリスコープカメラ(50MP)、超広角カメラ(8MP)を搭載する。望遠カメラはマクロ撮影と140倍のウルトラズームに対応する。

ディスプレイは6.83インチ
カメラ構成

プロセッサーはSnapdragon 7 Gen 4を採用し、CPUを27%高速化、グラフィックスを30%向上、AI機能を65%強化している。メモリにはLPDDR5X、ストレージにはUFS 3.1を採用することで、メモリ操作は最大100%、ストレージの読み取りは最大147%高速化している。

カラーは3色

Phone (4a)

「Phone (4a)」

Phone (4a)は背面のガラスにCorningのGorilla Glass 7iを採用することで、耐傷性を2倍に高めた新モデル。加えて、基板にもメタル素材を使うことで剛性(特に曲げ耐性)を高めており、1mからの落下にも耐えるという。なお、ガラスには少し色を入れることで、本体カラーに深みを出しているという。

背面のライティングには新たな「Glyphバー」を搭載し、画面を下側にして置いていても情報を把握できる。6つのグリッドを発光させることで情報を表現し、タイマーの時間などを知らせることができる。

「Glyphバー」を搭載

ディスプレイは前モデルと同等の6.77インチだが、最大輝度は4500nitsに強化。120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応する。カメラは上述の通り3眼構成で、メインカメラ(50MP)、3.5倍の望遠ペリスコープカメラ(50MP)、超広角カメラ(8MP)を搭載する。望遠カメラはマクロ撮影と70倍のウルトラズームに対応する。自撮り用の前面カメラは32MP。

ディスプレイは6.77インチ
カメラ構成

プロセッサーはSnapdragon 7s Gen 4を採用し、CPUとグラフィックスを7%高速化、電力効率を10%高めている。メモリにはLPDDR4X、ストレージにはUFS 3.1を採用。さらに、Snapdragon Neural Intellectと第6世代Qualcomm AIエンジンを活用したAIパフォーマンスは、Phone (2a)と比較して最大92.5%高速化したとしている。

カラーは4色

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