旧企画と同じくオスカー・アイザックが主演かどうか不明

『メタルギアソリッド』映画化が再始動。新体制で制作進行中

多根清史

Image:Mehaniq/Shutterstock.com

コナミのゲーム『メタルギアソリッド』(MGS)の映画版が、新たに企画進行中であると米The Hollywood Reporterが報じている。

記事によれば、ソニー・ピクチャーズがザック・リポフスキーおよびアダム・B・スタインとファーストルック・ディール(包括契約)を締結し、その一環としてMGS実写映画をコロンビア・ピクチャーズで制作する計画が進んでいるという。

リポフスキー氏とスタイン氏は『Final Destination: Bloodlines』(邦題:ファイナル・デッドブラッド)の監督コンビである。両者は新たに立ち上げた制作会社「Wonderlab」を通じ、ソニー各レーベル向けに複数の企画を開発中であり、そのラインナップの一つとしてMGS映画が挙がっている。

2020年頃には、ソニー・ピクチャーズが実写版MGSの映画化企画を進めているとDeadlineが報じていた。監督には『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ヴォート=ロバーツ、脚本には『ジュラシック・ワールド』などで知られるデレク・コノリーを起用。主演のソリッド・スネーク役として、オスカー・アイザックが出演交渉に入ったとされていたが、結果的には事実上白紙になったとみられる。

ただし、プロデューサーについては従来どおりアヴィ・アラッドとアリ・アラッドが続投すると報じられており、プロデュース体制自体は旧企画から引き継がれているようである。

監督コンビは「MGSはビデオゲームを永遠に革新した画期的なシネマティック作品にほかならない。我々は、小島秀夫の象徴的なキャラクターと忘れがたい世界を実写として蘇らせることに、興奮と名誉を感じている」と述べている。

一方、ソニー・ピクチャーズは「ザックとアダムはスリリングな物語の語り手であり、映像とサスペンスの達人であり、現代において最も印象的な監督/プロデューサーの2人である」と評価。「当社のすべての映画レーベルにまたがるプロジェクトを通じて、彼らの拠点となる場を提供できることを大変うれしく思うとともに、彼らがソニーファミリーの一員となったことを誇りに思う」としている。

現時点では、脚本など旧企画の要素がどこまで新企画に引き継がれるのか、オスカー・アイザックが引き続きスネーク役を演じるのかは不明である。また、原作の生みの親である小島秀夫へのリスペクトは語られているものの、本人が関与するかどうかについても言及はない。

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