iPhone 17 Proがスタート地点
iPhone「再発明」は3年計画。超薄型、折りたたみ、20周年モデル

アップルは、iPhoneを「再発明」するために進めている3年計画の途上にあると、Bloombergが報じている。同社の内情に詳しいMark Gurman記者によると、その3年計画は次の通りだ。
- 2025年9月:再設計されたiPhone 17 Proモデルと、超薄型の新ライン「iPhone Air」
- 2026年9月:初の折りたたみiPhone(横開きのブック型)
- 2027年9月:発売20周年のiPhone特別モデル
今回のレポートによれば、このロードマップはハードウェアエンジニアリング責任者であるジョン・ターナス氏を含むアップル経営陣にとって最優先課題とされている。ターナスは将来、ティム・クックCEOの後継者として最有力候補と見られている人物である。
この計画は昨年9月に始まり、iPhone 17 Pro/Pro Maxにはアルミ素材の新デザインが導入された。背面のトリプルカメラを収める「プラトー」と、MagSafe充電およびアクセサリー用の背面Ceramic Shieldガラスエリアを備える構成である。同時にアップルは、「史上最も薄い」とされるiPhone Airを投入した。
今年、アップルは長らく噂されてきた折りたたみiPhoneを発売すると見られている。Gurman氏は本製品が競合製品と似た形式であるとしつつ、次のような「重要なセールスポイント」があると述べている。
- 折りたたみデバイスが抱えてきた画面品質と耐久性の問題を解決
- ディスプレイ展開時の折り目を目立たなくする設計を実現
- 横向きに開くことで幅広ディスプレイとなり、競合機より動画やゲームに適した表示領域を確保
- 次期iOS 27でiPhoneアプリのUIをiPadに近づける
このうち最後については、以前からiPad風レイアウトとなり、2つのアプリを横並びで表示するマルチタスクに対応すると伝えられていた。iPadOSのような自由なマルチウィンドウではなく、「同時表示は2アプリまで」に制限される見通しだ。
注目すべきは、製品価格が「2000ドルの閾値を超える見込み」とされている点である。フラグシップとして見ても高価だが、たとえばサムスンのGalaxy Z Fold7が1999ドルからであることを踏まえると、アップル製品としては極端なプレミアム設定とは言い切れない。著名アナリストMing-Chi Kuo氏は「2000ドルを大きく上回る」と予測しており、今後の続報が待たれる。
さらに、20周年記念iPhoneについては、切り欠きのない全面ディスプレイを採用し、画面が筐体の端まで回り込むデザインになると噂されてきた。これを実現するにはフロントカメラの画面下配置が必要となるが、技術的ハードルは高く、2027年までに実現できない可能性を指摘するリークも存在する。
