おお、これが80年代の…だれ?
米国で80年代TV版スーパーマリオが再放送も、AI加工疑惑で物議

米国のレトロアニメチャンネルMeTV Toonsは、1989年に放映されたスーパーマリオブラザーズのテレビアニメシリーズ『The Super Mario Bros. Super Show』を3月30日から放送開始した。
しかし、この37年前のアニメは、おそらく現代のテレビに見合う解像度へのアップスケーリングが行われた際に、絵柄が大きく変貌してしまっており、そのことが一部界隈で物議を醸している。
問題となっている絵柄は、すでにSNSに投稿されている多数のスクリーンショットで確認できる。
ゲーム・エンタメ系ウェブサイトKotakuは、どうやらMeTV放送版の同作品は、アップスケーリング処理にAIを使用したせいで、絵柄の変貌が顕在化したのではないかと伝えている。
ただ、この問題を最初に報じたいくつかのメディアに共通する見解は、『The Super Mario Bros. Super Show』はオリジナル版からして80年代末期の金儲け主義的作品だったため、決して魅力的とは言いがたい出来栄えだったという。
現代のAIブームと、この4月より劇場公開の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』に便乗して放送を開始するために、安易にAIでアップスケーリングをカマした結果、雑な出来栄えばかりが目立つようになってしまった、というのが実情であるようだ。
その証拠に、オープニングのタイトル画面では、「The Super Mario Bros. Supershow」という文字が、AIによって「The Suele Mario Bros. Super Show」になっている。MeTVは処理後のチェックも適当に済ませてしまったようだ。
ちなみに、この作品は実写パートのマリオ役をプロレスラーのキャプテン・ルー・アルバーノが演じ、いわゆるシットコム(シチュエーションコメディ)形式で作られていた。ゲスト出演者のなかには、シンディ・ローパーやマジック・ジョンソンといった大スターも登場しており、むしろ当時の大人たちのほうがこの作品を記憶しているかもしれない。
