子猫や子オオカミは警戒心が強くて苦労

マインクラフトの“赤ちゃんモブ”が可愛く刷新。鳴き声は本物の動物から収録

多根清史

Image:Mehaniq/Shutterstock.com

Minecraftの「Tiny Takeover」アップデート(3月25日配信のバージョン26.1)では、ベビーモブ(子供の動物モブ)に専用モデル・テクスチャが導入されるとともに、新たなサウンドも加わった。これらの鳴き声につき、実物の子猫や子ぶた、子オオカミやヒヨコなどをスタジオ収録したことが明かされている。

PCGamesNの取材で、シニアプロダクトマネージャーであるAnna Lundgren氏は、「実際の動物の声優」を起用したと語っている。さらにオーディオデザイナーのSandra Karlsson氏も「Minecraft LIVE 2026」にて、これがかなりの難題だったと認めている。

たとえば命令通りに動いてくれず、タイミングをコントロールするのが最大の課題だったとのこと。そして子猫や子オオカミなど一部の動物は警戒心が強く、近づくのも難しい。それに動物によっては数が多すぎたり、体が大きすぎたという。子ぶたの群れ管理がとくに手を焼いたと語られている。

そのなかで牛については、実際のCow whisperer(牛の行動や心理を深く理解し、自然な鳴き声や反応を引き出す専門家)を起用したという。「彼がモォーのような音を出し始めると、牛たちはすぐに応答し始めた」とされている。

通常、これらの子供モブは放っておくと成長してしまうが、心配は要らない。今回のアップデートでは新アイテム「黄金のタンポポ」追加され、タンポポ1個を金塊8個で囲むことでクラフトできる。これを子牛や子ぶたなどに使うと成長を止めることができ、永遠に子供のままだ。

もちろん気が変われば、再び同アイテムを使って成長させることも可能である。もう一つ歓迎すべき追加として、名札が紙と金属のナゲットでクラフト可能になり、もはやレアな戦利品として探し回る必要はない。

「プレイヤーは自分の世界のモブに愛着を持つものだ」とLundgrenは述べ、「名前や外見をよりコントロールできることで、その結びつきがさらに深まることを期待している」と語る。また、絆の深まった動物に不幸が起きる可能性についての懸念を生まないのかとの問いに対し、「現実と同じく、赤ちゃんは危害から守られなければならない。しかし、それをどう実現するかはプレイヤーに委ねている」と答えている。

このアップデートは敵対モブのベビーバージョン(ゾンビやピグリン等)にも及んでおり、大人とは異なる丸っこい体型や大きな目・コミカルな動きなど可愛らしくなっている。そのため、戦うことに罪悪感を覚えないのか問われたLundgren氏は「葛藤を感じるなら、平和主義者として逃げることもできる。選択はプレイヤーに委ねている」と述べている。

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