家で寝転んでSwitch2 をプレイしたい人向け

任天堂、Switch 2に“携帯モードブースト”を静かに追加。旧Switchゲームが高画質化

多根清史

Image:Matthieu Tuffet/Shutterstock.com

Nintendo Switch 2の最新アップデート(バージョン22.0.0)では、「携帯モードブースト」が追加された。この機能により、初代Switchタイトルのほぼすべてが、携帯モードでもTVモード(ドック接続時)で動作しているかのように実行できる。場合によっては解像度やフレームレートが大幅に向上する。

この機能について、日本向けリリースノートでは言及がない(「いくつかの問題の修正と、動作の安定性向上」に含まれていると思われる)。一方、米国向けの説明では “Handheld Mode Boost” として明記されている。

任天堂によると、この携帯モードブーストは「対応するSwitchソフトウェアをTVモードのように動作させる」機能である。それ以上の詳細な説明はない。

もともとTVモードでは、初代Switch用ゲームが1080p解像度と向上したフレームレートで動作していた。これが携帯モードでも利用できるようになり、広くなった画面でぼやけたグラフィックを見る必要がなくなる。新型ゲーム機の強力なハードウェアを、より有効に活用できるというわけだ。

YouTube実況チャンネルGVGは、携帯モードブースト適用のビフォー/アフターを比較する動画を公開している。

その効果は、かなり顕著で分かりやすい。『Xenoblade Chronicles 2』は解像度とディテールが劇的に向上し、髪や風景のぼやけも解消される。『モンスターハンターライズ』では顔のディテールや全体のシャープネスが向上する。『ドラゴンクエストビルダーズ2』では解像度が向上する一方、建築物の多いエリアではフレームレートが低下するなど、一定のトレードオフも確認できる。

また、これは「ソフト側に携帯モードでもTVモードだと錯覚させる機能」であるためか、タッチスクリーンや一部のJoy-Con機能が無効化されるとの指摘もある。さらに、バッテリーの消耗も激しくなるようだ。

この機能を有効にするには、ホーム画面 > 設定 > 本体 > Switchソフトの動作モードから「携帯モードブースト」のトグルをオンにすればよい。消費電力の問題もあるため、外出先での利用というより、家の中で電源に接続しながら寝転んでSwitch 2本体をプレイする人に向いた機能といえそうだ。

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