話題のOpenClawをベースにしています
“デジタル従業員”に仕事を任せられる「Genspark Claw」。Gensparkが「AIワークスペース3.0」発表

業務特化型のAIエージェントを展開する「Genspark」は、最新の「AIワークスペース3.0」を発表、3月13日から提供を開始した。本アップデートにより、人間がAIの使い方を学ぶフェーズから、AIを “デジタル従業員” として雇用し、自律的に仕事を任せるフェーズへと移行したとアピールしている。

Workspace 3.0の目玉となるのが、独自のクラウドコンピューター環境で動作する新機能「Genspark Claw」。オープンソースのAIエージェントであるOpenClawをベースにしたもので、ユーザーの指示に基づき、各種アプリケーションを横断して自律的に操作を実行できる。WhatsAppやLINEのほか、カレンダー、Salesforce、Eメールなどと連携可能だ。

Gensparkは、AIの知識がないユーザーであっても、 “部下のように指示する” だけで実務に使える成果物を生成できるという、業務特化型のAIサービス。ユーザーからのタスクを分解し、ChatGPTを始めとした70個以上のAIモデルから最適なものを選定することで、自動でプロジェクトを進行するとしている。
同社はAIの聖地だというカリフォルニア・パロアルトで創業。「完成された成果物」を提供する自律型AIエージェントによる知的労働の変革をミッションに掲げており、あえて単一のモデルに依存しないことで「最高を組み合わせて統合」することを目指している。
なお、共同創業者でCEOのエリック・ジン氏は、20年前にマイクロソフトでBing検索の開始に携わった経歴をもつ。共同創業者でCTOのカイ・ジュー氏も20年前にGoogleで検索コアランキングのエンジニアを務めていたという。今回の新機能についてジン氏は、「とても印象的で、とても革命的」だと強調している。

発表会では、新機能であるGenspark Clawを用いたデモが実施され、東京の天気を聞きつつ翌朝7時にEメールを自動送信させる様子や、Xに日本語と英語で自動ポストさせる様子を披露。LinkedInのメッセージ一覧を読み取って重要な連絡を抽出させたり、Eメールを確認して売上に関連するデータをSalesforceに追加して関連書類を送付させたり、といったルーティンワークも自動化できると説明した。
