Chromebook対抗のはずが

MacBook Neo 2はタッチ非対応か。有機EL版MacBook Airは2028年以降の見通し

多根清史

Image:Apple

アップル初の低価格モデルMacBook Neoが発売された。これを受け、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は、今後の各種MacBookモデル展開についての予測を公表している。

MacBook Neoの出荷予測

まず、Kuo氏のMacBook Neoに関する見立てには一定の信頼性がある。昨年6月の時点で、アップルが「約13インチディスプレイ」を備え、「A18 Proプロセッサーを搭載した」モデルを「2025年第4四半期後半または2026年第1四半期初頭」に発売すると主張していたからである。チップと画面サイズについては、結果として完全に的中した形だ。

当時Kuo氏は、2026年のMacBook Neo出荷台数を500万〜700万台と予測していた。しかし量産開始が約3か月遅れたため、最新レポートでは450万〜500万台へと下方修正している。とくに上半期の出荷は200万〜250万台と見込まれている。

組立については、台湾のQuantaが現在独占的に担っている。ただし今後はFoxconnやLuxshareが参入する可能性もあるという。

タッチスクリーン搭載のゆくえ

より興味深いのは、Kuo氏がタッチスクリーンについて語っている点である。

Kuo氏は以前、Neo 2(第2世代MacBook Neo)がタッチ対応になると予想していた。しかし今回、その見方を修正している。「Neo 2は当初、ChromeOS搭載機(その50%以上がタッチ対応)と競合するため、タッチパネルを搭載する予定と見られていた。しかし最新の業界調査では、Neo 2はそれを採用しない可能性がある」という。

MacBook Neoの戦略的な狙いは、MacBook体験を600ドル市場に持ち込むことにある。そのためタッチに対応しないこと自体は、さほど意外ではない。米国のK-12教育市場では、iPadの利用が許可されている学校や地域の方が多いものの、MacBookが推奨されている学校も一定数存在している。

有機EL MacBookのスケジュール

有機ELタッチパネルを搭載する大幅刷新版MacBook Proは、「2026年第4四半期後半または2027年第1四半期初頭」に登場すると予測されている。これはアップルの内情に詳しいMark Gurman氏の主張とも符合する。

さらにアップルは、有機ELを搭載したMacBook Airも今後のロードマップに入れているという。ただし、その実現時期は「2028年または2029年ごろ」と見られている。

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