ハードウェア処理を強化、さらに使いやすく
Elgato、配信用“次世代オーディオツール”「Wave Next」。オンボード処理強化、4つの新製品発表

Corsair Fanatec Japanは、同社配信向けブランドのElgatoより、次世代オーディオツール「Wave Next」を発表。マイクやインターフェースなど、5製品を3月13日から順次発売する。
“マイク出力をそのまま配信で使用できる” ことを目指して2020年にスタートしたオーディオブランド「WAVE」がバージョンアップ。今回も、オーストリア・ウィーン発のプロオーディオブランドLewittと組んで開発したとしている。
発売されるのは、マイク「Wave:3 MK.2」、インターフェース「Wave XLR」、Stream Deck+用のインターフェース「XLR Dock MK.2」、ミキサー「Wave XLR Pro」の4製品。加えて、コントロールサーフェス「Stream Deck + XL」も追加する。各製品の詳細は後述したい。
いずれの製品も内部のコンポーネント根本から刷新し、共通するコア技術「WAVE FX」を搭載。これは各ハードウェアに搭載するプロセッサー「Wave FX Processor」により、3つのコア機能を新たに実現したとしている。

1つめが、音割れ防止技術「CLIPGUARD 2.0」。この技術では、3つのスタック型ADコンバーターを採用し、ハイ/ミッド/ローそれぞれのゲインに24bitのADコンバーターを搭載。3つに分けて拾った音から32bit float信号を作成して処理することで、音割れを防ぐという。

続いて「DSPオーディオエフェクト」は、5つのエフェクトをハードウェア上で処理できるというもの。ハードウェアに設定が保存され、PC上でミキシングソフト「Wave Link 3.0」が起動していなくても利用できる。遅延無しでモニタリングできるというもの。具体的には、低周波数の音を取り除く「Low Cut」、話していない時にだけ環境音を抑える「Expander」、アナログのような温かみを加える「Voice Tune」、音量の差を圧縮して均一にする「Compressor」、そして「4バンドEQ」が利用できる。

3つめが、VSTエフェクト使用時のルーティングを簡単にする「VST INSERT」という機能。入力デバイスとしてマイクを選択した状態のまま、VSTエフェクトを適用できるようになった。これまではVSTエフェクトをマイクに適用する場合、仮想オーディオ出力を作り選択する必要があった。さらに、従来は遅延しやすかったVSTエフェクトに対しても、「モニタリングしながら使えるレベルになっている」と同社は説明している(ただし、エフェクトによるとのこと)。

今回発売されるデバイスには、いずれも上記技術に対応することが大きな特徴となっている。各製品の詳細は以下の通り。
「Wave:3 MK.2」は、USB接続のコンデンサーマイク。28,980円(税込)にて、3月27日に発売を予定する。入力レベルをリアルタイム表示させるLEDリングを搭載。ヘッドホン出力もアップグレードしたという。

「Wave XLR MK.2」はXLRマイクを接続するためのマイクインターフェース。28,980円(税込)にて、3月13日に発売を予定する。

「XLR Dock MK.2」は、同社コントロールサーフェス「Stream Deck +」にオーディオインターフェース機能を加えるアクセサリー。22,980円(税込)にて、3月13日に発売を予定する。

「Wave XLR Pro」は、Elgatoオーディオ史上初となるオーディオインターフェース&ミキサー。59,980円(税込)にて、4月から6月の発売を予定する。2つのXLR端子、ステレオライン入出力、2つのヘッドホンジャック、音声の送受信に対応するUSB-C端子などを搭載。ホストとゲストが同じデバイスに接続しながら、別々のヘッドホンを使うこともできる。

加えて、より大型化させたコントロールサーフェス「Stream Deck + XL」も登場予定。59,980円(税込)にて、3月13日の発売を予定する。36個のカスタマイズ可能なLCD、より大きくなった6つのタッチストリップ、6つの多機能ダイヤルを搭載している。

